iPhoneのMACアドレスの確認方法は2か所|変わる理由とWi-Fiに繋がらない時の対処法

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「iPhoneのMACアドレスってどこで見るの?」「セキュリティの設定で求められたけど、そもそもMACアドレスって何?」——Wi-Fiルーターの設定画面や、勤め先・学校のネットワーク登録で急にMACアドレスを聞かれて、固まってしまった経験はありませんか。普段は意識しない言葉なので、無理もありません。

結論からお伝えすると、iPhoneのMACアドレスは「設定」アプリの数タップで確認できます。ただし、iOS 14以降のiPhoneには「プライベートWi-Fiアドレス」という機能があり、ここを理解しないまま進めると「登録したはずなのに繋がらない」という落とし穴にはまります。これがつまずきの最大の原因です。

この記事では、MACアドレスとは何かという基礎から、iPhoneでの2通りの確認手順、アドレスが勝手に変わる仕組み、Wi-Fiに繋がらないときの対処、MACアドレスフィルタリングを使うときの正しい設定までを、画面の操作パスつきで順番に解説します。リビングで隣に座って一緒に画面を見ながら進めるつもりで読み進めてください。

📌 この記事でわかること

・iPhoneのMACアドレスを確認する2通りの手順(設定画面のパスつき)
・「プライベートWi-Fiアドレス」でアドレスが変わる仕組みと注意点
・MACアドレス登録やフィルタリングで繋がらないときの直し方
・状況別にプライベートアドレスをオン/オフする判断基準

目次

そもそもiPhoneのMACアドレスとは?数字の意味をやさしく解説

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MACアドレスは、ネットにつながる機器一台ごとに割り当てられた「物理的な住所」のようなものです。ここでは、よく混同されるIPアドレスとの違いや、12桁の数字が何を表しているのかを整理しておきましょう。意味がわかると、設定画面に出てくる文字列が一気に身近になります。

MACアドレスは機器を見分けるための「製造番号つきの住所」

MACアドレス(Media Access Controlアドレス=ネット機器に固有の識別番号)は、iPhoneやパソコン、テレビなど通信機能を持つ機器の一台一台に、原則として重複しないように割り当てられています。表記は「00:1A:2B:3C:4D:5E」のようにコロンで区切られた16進数12桁が基本です。仕組みとしては、前半6桁がメーカーを示す番号、後半6桁が個体を示す番号になっています。確認するときは、この12桁すべてが必要になる場面が多いので、メモは正確に取ってください。よくある失敗が、似た文字の「0(ゼロ)」と「O(オー)」、「B」と「8」を取り違えることです。MACアドレスに英字のオーは使われないため、丸い文字はすべてゼロだと覚えておくと安心です。

IPアドレスとの違いは「変わらない住所」か「借りる住所」か

MACアドレスとIPアドレス(ネット上で機器を識別する番号)は役割が異なります。MACアドレスは機器そのものに紐づき、基本的に変わらない「持ち家の住所」です。一方IPアドレスはネットに接続するたびにルーターから一時的に割り当てられる「借りる住所」で、接続先や時間によって変わります。仕組みとしては、家庭内でMACアドレスを使って機器を見分け、外のインターネットとはIPアドレスでやり取りするという分担になっています。設定画面で両方が並んで表示されることもあるため、ルーターに登録を求められたのがどちらなのかを必ず確認しましょう。IPアドレスを登録すべき場面でMACアドレスを入力してしまうと、当然うまく動きません。

どんな場面でMACアドレスが必要になるのか

MACアドレスを使う代表的な場面は、Wi-Fiルーターの「MACアドレスフィルタリング(登録した機器だけ接続を許可する機能)」への登録、勤務先や学校のネットワークへの端末登録、そして特定機器だけ通信制限をかけたいときの設定です。理由は、IPアドレスが変動するのに対しMACアドレスは固定的なので、「この端末」を狙って許可・制限する目印に向いているからです。具体的には、ルーターの管理画面に12桁を入力したり、社内の申請フォームに記入したりします。注意したいのは、後述するiOS 14以降の「プライベートWi-Fiアドレス」によって、iPhoneが見せるアドレスが固有のものとは限らない点です。ここを知らずに登録すると繋がらない原因になります。

📊 MACアドレスとIPアドレスの違い(ジェイコムまるわかりガイド調べ)

項目 MACアドレス/IPアドレス
紐づく対象 機器そのもの/ネットワーク接続
変わりやすさ 原則固定/接続ごとに変動しやすい
表記 16進数12桁(コロン区切り)/例 192.168.x.x
主な使い道 機器の識別・接続許可/外部との通信

iPhoneのMACアドレスを確認する2通りの手順

iPhoneのMACアドレスは「設定」アプリから確認できますが、実は表示場所が2か所あります。端末そのものに固有のアドレスと、接続中のWi-Fiごとに割り当てられたアドレスです。どちらを聞かれているかで見る場所が変わるので、両方の手順を押さえておきましょう。

端末固有のMACアドレスは「情報」画面で確認する

iPhone本体に割り当てられた固有のMACアドレスは、「設定」アプリ > 一般 > 情報 と進み、画面を下にスクロールした先の「Wi-Fiアドレス」という項目に表示されます。理由は、この「Wi-Fiアドレス」が端末のハードウェアに紐づいた物理アドレスそのものだからです。手順としては、ホーム画面の「設定」をタップ → 「一般」 → 「情報」 → 中ほどの「Wi-Fiアドレス」を確認、という流れです。表示された12桁を長押しするとコピーできる機種もあります。注意点として、ここに出るアドレスは固定ですが、後述のプライベートWi-Fiアドレス機能がオンだと、実際にルーターへ伝わるアドレスはこれと異なる場合があります。「本体の番号」と「実際に使う番号」は別物になり得ると覚えておいてください。

🔧 端末固有MACアドレスの確認手順

  1. Step1: ホーム画面の「設定」アプリを開く
  2. Step2: 「一般」をタップ
  3. Step3: 「情報」をタップ
  4. Step4: 下へスクロールして「Wi-Fiアドレス」の12桁を確認

接続中のWi-Fiで使われるアドレスは「i」マークから確認する

いま繋いでいるWi-Fiで実際に使われているアドレスを知りたいときは、「設定」 > Wi-Fi > 接続中のネットワーク名の右にある「i(インフォメーション)」マークをタップします。開いた画面に「プライベートWi-Fiアドレス」のスイッチと、その下に「Wi-Fiアドレス」が並んで表示されます。理由は、このネットワーク専用に割り当てられたアドレスがここに表示される設計だからです。手順は、設定 → Wi-Fi → ネットワーク名横の「i」 → 「Wi-Fiアドレス」を確認、という流れです。ルーターのフィルタリングに登録するなら、原則こちらに表示されたアドレスを使います。よくある失敗は、「情報」画面の固有アドレスを登録してしまい、実際にはこの画面の別アドレスで通信していて弾かれるケースです。「接続するネットワークごとに見る場所はここ」と決めておきましょう。

確認したMACアドレスをメモ・共有するときのコツ

確認したアドレスは、入力ミスを防ぐためにスクリーンショットで残すのが確実です。理由は、12桁の手書き写しは「0とO」「BとD」などの読み間違いが起きやすく、登録失敗の原因になりやすいからです。手順としては、アドレス表示画面でスクリーンショットを撮る(サイドボタン+音量上ボタン同時押し)、または項目を長押ししてコピーし、メモアプリに貼り付けます。会社や学校に提出する場合は、コロン区切りのまま正確に伝えると相手も照合しやすくなります。注意点は、MACアドレスは端末を特定できる情報のため、SNSなどの公開の場に画像をそのまま載せないことです。提出はメールや指定フォームなど、相手が限定された経路を使いましょう。

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iPhoneのMACアドレスが毎回変わるのはなぜ?プライベートアドレスの仕組み

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「確認するたびにアドレスが違う気がする」——それは故障でも勘違いでもありません。iOS 14以降のiPhoneは、プライバシーを守るためにWi-Fiごとに別のアドレスを自動生成しています。ここでは、その仕組みと、なぜ用意されたのかを理解しておきましょう。

「プライベートWi-Fiアドレス」がランダムなアドレスを作る

iOS 14・iPadOS 14から、Wi-Fiネットワークごとにランダムに生成したMACアドレスを使う「プライベートWi-Fiアドレス」が導入され、初期状態でオンになっています。理由は、店舗や公共スペースのWi-Fiが固有アドレスを目印に利用者の行動を追跡するのを防ぐためです。仕組みとしては、接続先のWi-Fiごとに別々の偽装アドレスを割り当てるので、A店とB店では違うアドレスを見せることになります。確認するには、設定 > Wi-Fi > ネットワーク名横の「i」 > 「プライベートWi-Fiアドレス」がオンかどうかを見ます。注意したいのは、この機能がオンだと、ルーター側には本体固有のアドレスではなくランダムなアドレスが伝わる点です。「情報」画面の番号を登録しても一致しないのはこのためです。

iOS 18からは「ローテーション」でさらに変わる

iOS 18・iPadOS 18では機能が強化され、プライベートWi-Fiアドレスの動作を「固定」と「ローテーション」から選べるようになりました。理由は、より追跡されにくくするため、一定の条件で定期的にアドレスを切り替える選択肢を用意したからです。仕組みとしては、「固定」ならそのネットワークでは同じアドレスを使い続け、「ローテーション」なら時間の経過などに応じてアドレスが入れ替わります。設定は、設定 > Wi-Fi > ネットワーク名横の「i」 > 「プライベートWi-Fiアドレス」から選びます。なお同様の仕組みはmacOS 15にも導入されています。注意点は、フィルタリングに登録するなら「ローテーション」のままだとアドレスが変わって弾かれる恐れがあることです。登録運用をするなら「固定」を選んでおくのが無難です。

失敗例:固有アドレスを登録したのに繋がらない

ありがちな失敗が、設定 > 一般 > 情報の「Wi-Fiアドレス(端末固有)」をルーターのフィルタリングに登録したのに、いざ接続すると弾かれてしまうケースです。原因は、プライベートWi-Fiアドレスがオンのため、実際の通信では固有アドレスではなくランダムなアドレスが使われているからです。対策は、登録するアドレスを、接続中ネットワークの「i」画面に表示される「Wi-Fiアドレス」に合わせることです。あるいは、そのネットワークだけプライベートWi-Fiアドレスをオフにして、固有アドレスで通信させる方法もあります。注意点として、家庭のルーターでフィルタリングを使う場合は、設定をいじる前にどちらのアドレスで運用するかを先に決めておくと、二度手間になりません。

⚠️ 注意:登録するのは「どちらのアドレス」かを最初に決める

端末固有のアドレス(情報画面)と、接続中ネットワークのアドレス(iマーク画面)は別物になり得ます。プライベートWi-Fiアドレスがオンのまま固有アドレスを登録すると、実際の通信アドレスと一致せず接続できません。先に「固定で運用するか」を決めてから登録しましょう。

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Wi-Fiに繋がらない・警告が出るときの対処法

MACアドレスがらみのトラブルで多いのが、「特定のWi-Fiだけ繋がらない」「『プライバシーに関する警告』が出る」という症状です。多くはプライベートWi-Fiアドレスの設定で解決します。ここでは原因の切り分けと、具体的な操作手順を見ていきましょう。

特定のWi-Fiだけ繋がらないときはプライベートアドレスをオフにする

自宅以外の特定のネットワーク、たとえば職場・学校・施設のWi-Fiだけ繋がらない場合は、そのネットワークでプライベートWi-Fiアドレスをオフにすると改善することがあります。理由は、こうしたネットワークがMACアドレスで接続可否を判断しており、ランダムなアドレスでは登録外の端末と見なされるためです。手順は、設定 > Wi-Fi > 該当ネットワーク名横の「i」 > 「プライベートWi-Fiアドレス」をオフ → 一度Wi-Fiを切って入れ直す、という流れです。注意点は、オフにすると端末固有アドレスがそのネットワークに伝わるため、組織から登録を求められている場合は固有アドレスを申請しておく必要があることです。自宅のWi-Fiが普通に繋がっているなら、無理にオフへ変える必要はありません。

「プライバシーに関する警告」は故障ではない

Wi-Fiの一覧やネットワーク詳細に「プライバシーに関する警告」と表示されても、端末の故障ではありません。これは、プライベートWi-Fiアドレスがオフになっていて、固有アドレスがそのネットワークに見えている状態を知らせる案内です。理由は、固有アドレスのまま使うと追跡されやすくなる可能性があるため、Appleが注意を促しているからです。確認するには、設定 > Wi-Fi > ネットワーク名横の「i」を開き、プライベートWi-Fiアドレスの状態を見ます。自宅のように信頼できるネットワークなら、警告が出ていても実害はほぼなく、そのまま使って問題ありません。注意したいのは、警告を消したいだけでオン/オフを切り替えると、フィルタリング登録と食い違って繋がらなくなる場合があることです。警告表示の意味を理解したうえで判断しましょう。

失敗例:家族の機器を窓際のルーターに集めて電波が逃げる

MACアドレスの設定ばかりに気を取られて、そもそもの電波環境を見落とすのもよくある失敗です。たとえばルーターを窓際に置くと、電波の一部が屋外へ逃げて室内が不安定になり、「設定は正しいのに途切れる」状態になります。原因は、アドレスの問題ではなく電波の届き方にあります。対策は、ルーターを部屋の中央付近・床から1〜2mの高さに置き、電子レンジや水槽から離すことです。手順としては、まずプライベートアドレスや登録内容を確認し、それでも不安定ならルーターの設置場所を見直します。注意点は、設定とハードの問題を切り分けずに片方だけ触り続けると、いつまでも原因にたどり着けないことです。「設定」と「置き場所」は別々に確認しましょう。

🛠 繋がらないときの切り分けフロー

Step1:設定>Wi-Fi>ネットワーク横の「i」でプライベートアドレスの状態を確認
特定ネットだけ不通:そのネットワークのプライベートアドレスをオフにして再接続
全体的に不安定:ルーターの設置場所・再起動を確認
解決! 安定して接続できれば完了です
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MACアドレスフィルタリングを使うときのiPhone側の正しい設定

自宅のルーターで「登録した端末だけ接続を許可する」MACアドレスフィルタリングを使いたい人もいるでしょう。iPhoneでは、プライベートWi-Fiアドレスの扱いを間違えると登録がうまくいきません。ここでは、フィルタリングと共存させる正しい手順を解説します。

登録するなら「固定」を選んでアドレスを安定させる

MACアドレスフィルタリングを使うなら、まずそのネットワークのプライベートWi-Fiアドレスを「固定」に設定するのが基本です。理由は、「ローテーション」のままだとアドレスが切り替わり、せっかく登録した番号と合わなくなって接続を拒否されるからです。手順は、設定 > Wi-Fi > ネットワーク名横の「i」 > 「プライベートWi-Fiアドレス」で「固定」を選び、その下の「Wi-Fiアドレス」をルーターのフィルタリングに登録、という流れです。注意点は、プライベートアドレスをオフにして固有アドレスで登録する方法もありますが、その場合「プライバシーに関する警告」が表示される点です。自宅の信頼できるネットワークであれば実害は小さいので、運用しやすい方を選んでかまいません。

ルーター側に登録するのは「iマーク画面のWi-Fiアドレス」

ルーターの管理画面に入力すべきは、原則として接続中ネットワークの「i」画面に表示される「Wi-Fiアドレス」です。理由は、プライベートアドレスを固定で使う場合、実際に通信に使われるのはこのアドレスだからです。手順としては、iPhoneで設定 > Wi-Fi > 「i」 > 「Wi-Fiアドレス」を確認 → ルーターの管理画面(ブラウザでルーターのIPアドレスにアクセスし、無線設定 > MACアドレスフィルタリングなど)に入力 → 保存、という流れです。J:COMのレンタル機器など機種によって管理画面のメニュー名は異なります。注意点は、プライベートアドレスをオフで運用するなら、登録するのは設定 > 一般 > 情報の固有アドレスになることです。どちらで運用しているかと、登録するアドレスを必ず一致させてください。

逆張り視点:MACアドレスフィルタリングは万能ではない

意外と知られていないのですが、MACアドレスフィルタリングはセキュリティ対策としては補助的なものに過ぎません。理由は、MACアドレスは通信の中で読み取れてしまい、技術的には他人が同じアドレスを名乗る「なりすまし」が可能だからです。つまり、フィルタリングだけで安心するのは禁物です。実用上は、まず推測されにくい強固なWi-Fiパスワードを設定し、暗号化方式をWPA3など新しいものにすることのほうが効果的です。手順としては、ルーターの無線設定でパスワードと暗号化方式を見直したうえで、補助としてフィルタリングを併用します。注意点は、フィルタリングを過信して肝心のパスワードを簡単なままにしないことです。鍵をかけてあるからと玄関を開けっぱなしにしない、という発想で考えるとわかりやすいでしょう。

Q. プライベートWi-Fiアドレスを固定にすれば、毎回同じアドレスになりますか?
A. はい。そのネットワークに限り、同じアドレスを使い続けます。ただしネットワークごとにアドレスは異なるため、別のWi-Fiでは別のアドレスになります。フィルタリングに登録するときは、登録したいネットワークごとに「Wi-Fiアドレス」を確認してください。

状況別にプライベートアドレスをオン/オフする判断基準

「結局オンとオフ、どっちがいいの?」という疑問に答えます。正解は一つではなく、使う場所や目的によって変わります。ここでは、よくある利用シーンごとに、おすすめの設定と理由を整理しました。自分の使い方に近いものを探してみてください。

外出先の公共Wi-Fiは「オン」のままが基本

カフェや駅、商業施設などの公共Wi-Fiでは、プライベートWi-Fiアドレスをオン(初期設定のまま)にしておくのがおすすめです。理由は、不特定多数が使う場所では、固有アドレスを見せ続けると行動を追跡される可能性があり、オンにすればその店専用のランダムアドレスで通信できるからです。手順は特になく、初期状態がオンなのでそのまま接続すれば十分です。むしろ、過去に何かのために手動でオフへ切り替えていないかを確認しておきましょう。注意点は、施設によってはMACアドレス登録制のところもあり、その場合だけは案内に従ってオフや固有アドレスの申請が必要になることです。基本はオン、求められたときだけ例外対応、と覚えておくと迷いません。

自宅やフィルタリング登録済みのWi-Fiは「固定」が扱いやすい

自宅のルーターや、職場・学校など端末登録が済んだ信頼できるネットワークでは、プライベートWi-Fiアドレスを「固定」にしておくと管理が安定します。理由は、固定にすればそのネットワークで使うアドレスが変わらず、フィルタリングや接続履歴の管理と食い違わないためです。手順は、設定 > Wi-Fi > 「i」 > 「プライベートWi-Fiアドレス」で「固定」を選ぶだけです。家庭内では追跡のリスクが低いため、固有アドレスで使う(オフにする)選択も実用上は問題ありません。注意点は、家族で同じ設定方針にそろえておくと、後でルーターの登録を見直すときに混乱しないことです。誰の端末がどのアドレスかを把握しやすくなります。

状況別おすすめ設定の早見表

判断に迷ったら、利用シーンと設定の対応を一覧で確認するのが近道です。理由は、オン/オフ/固定の使い分けは「追跡リスクの高さ」と「登録の有無」で決まり、表で見ると一目でわかるからです。下の表を目安に、自分の環境に当てはめてください。手順としては、まず使う場所がどの行に当たるかを探し、推奨設定に合わせて設定 > Wi-Fi > 「i」から切り替えます。注意点は、表はあくまで一般的な目安であり、施設や勤務先に個別ルールがある場合はそちらを優先することです。特に組織のネットワークは管理者の指示が最優先になります。

利用シーン おすすめ設定 理由
公共Wi-Fi オン(初期) 追跡を防ぎたい
自宅Wi-Fi 固定 または オフ 管理しやすさ重視
登録制ネット 固定(登録要) フィルタと一致させる
繋がらない時 一時的にオフ 固有アドレスで切り分け

iPhoneのMACアドレスでよくある質問とトラブル

最後に、検索で多く寄せられる細かな疑問やトラブルをまとめて解消しておきます。「アドレスが見当たらない」「Androidとどう違う」といった、あと一歩の困りごとに答えます。ここまで読めば、たいていの場面で自分で判断できるようになります。

「Wi-Fiアドレス」がグレーで見えないときは

「i」画面の「Wi-Fiアドレス」がグレーアウトして読み取れない場合は、まだそのWi-Fiに接続していないか、接続が不安定なことが原因です。理由は、プライベートWi-Fiアドレスはネットワークごとに割り当てられるため、接続が確立して初めてそのネットワーク用のアドレスが確定するからです。手順としては、いったんそのWi-Fiにきちんと接続してから、設定 > Wi-Fi > 「i」を開き直してアドレスを確認します。端末固有のアドレスだけ先に知りたいときは、設定 > 一般 > 情報の「Wi-Fiアドレス」を見れば、接続前でも確認できます。注意点は、接続できないネットワークのアドレスを無理に読もうとせず、まず接続トラブルの方を先に解決することです。

iPhoneとAndroidでMACアドレスの確認場所は違う

同じMACアドレスでも、確認する場所はiPhoneとAndroidで異なります。理由は、OSごとに設定メニューの構成が違うためです。iPhoneは前述のとおり設定 > 一般 > 情報、またはWi-Fi詳細の「i」から確認します。Androidの多くは、設定 > デバイス情報(端末情報) > 状態(ステータス)に「Wi-Fi MACアドレス」が表示されます。手順としては、家族の端末を登録するときなど、機種に合わせて見る場所を変えてください。注意点は、AndroidにもiOS同様にMACアドレスをランダム化する機能があるため、フィルタリングに登録する際は「ランダムMAC」をオフにするか、端末固有のアドレスを使う設定にする必要があることです。どちらのOSでも「ランダム化」の存在を意識するのがコツです。

機種変更すると登録し直しが必要になる

iPhoneを買い替えると、MACアドレスは新しい端末固有のものに変わるため、フィルタリングの再登録が必要です。理由は、MACアドレスは機器ごとに割り当てられており、別の本体になれば当然番号も変わるからです。手順としては、新しいiPhoneで設定 > 一般 > 情報、または接続したいWi-Fiの「i」画面でアドレスを確認し、ルーターのフィルタリングに登録し直します。プライベートアドレスを固定で運用するなら、新端末でも「固定」を選んでから登録しましょう。注意点は、古い端末のアドレスをルーターから削除しないまま放置すると、登録一覧が増えて管理しづらくなることです。買い替え時は「新規登録」と「不要なものの削除」をセットで行うと、すっきり保てます。

まとめ:iPhoneのMACアドレスは見る場所と仕組みを押さえれば怖くない

iPhoneのMACアドレスは、「設定」アプリから数タップで確認できます。ポイントは、端末固有のアドレス(設定 > 一般 > 情報)と、接続中のWi-Fiで使われるアドレス(ネットワーク横の「i」)の2か所があること、そしてiOS 14以降は「プライベートWi-Fiアドレス」によって見せるアドレスが変わる仕組みを理解しておくことです。ここさえ押さえれば、「登録したのに繋がらない」というトラブルの大半は避けられます。

最後に、この記事の要点を振り返っておきましょう。

  • 端末固有のMACアドレスは「設定 > 一般 > 情報 > Wi-Fiアドレス」で確認できる
  • 接続中のWi-Fiで使うアドレスは「設定 > Wi-Fi > ネットワーク横のi」で確認する
  • iOS 14以降はプライベートWi-Fiアドレスでアドレスが変わる(iOS 18は固定/ローテーションを選べる)
  • 特定のWi-Fiだけ繋がらないときは、そのネットワークのプライベートアドレスをオフにすると改善することがある
  • フィルタリングに登録するなら「固定」にして、iマーク画面の「Wi-Fiアドレス」を登録する
  • 「プライバシーに関する警告」は故障ではなく、設定状態を知らせる案内
  • 公共Wi-Fiはオンのまま、自宅は固定や登録運用がしやすい

まずは、いま手元のiPhoneで「設定 > 一般 > 情報」を開き、自分の端末のWi-Fiアドレスを確認してみてください。場所がわかれば、ルーターの登録も組織への申請も落ち着いて進められます。MACアドレスフィルタリングを使う場合は、パスワードと暗号化方式の見直しもあわせて行うと安心です。なお、機器の仕様や設定メニューは機種・OSバージョンで異なる場合があるため、最新の詳細はApple公式サポートやJ:COM公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

通信回線の比較・乗り換えが得意なネット回線マニア。J:COMを中心に、インターネット・テレビ・電話サービスの料金プランや速度を徹底比較しています。「結局どれがお得なの?」というモヤモヤを、わかりやすく解消する記事を書いています。

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