「auを月の途中で解約したら、残りの日数分は日割りで安くなるの?」「月末まで待ったほうが得?」――乗りかえや解約を考えはじめると、最後の月の請求がいくらになるのかが気になりますよね。せっかくなら1日でも無駄なく手続きしたいものです。
先に結論をお伝えすると、auの公式FAQでは月の途中で解約しても料金は日割りにならず、その月の分が満額請求と案内されています。例外は、電話番号を変えずにUQ mobileやpovo2.0へ移る「番号移行」のときだけで、この場合は基本使用料などが解約日の前日まで日割りになります。
この記事では、日割りになる・ならないの境目、料金項目ごとの扱い、解約日の選び方、日割りとは別にかかる契約解除料や番号移行手数料、解約後も続く端末代金やau PAYの請求まで、auの公式情報をもとに順番に整理します。J:COMのネットやテレビとあわせて見直しを考えている方にも役立つよう、手続きの段取りまで具体的に書いていきます。
・auを月途中で解約したときの最終月の請求(日割りか満額か)
・UQ mobile・povo2.0へ番号移行するときだけ日割りになる仕組み
・契約解除料・番号移行手数料など「日割り以外」にかかるお金
・解約後も続く端末の分割代金・au PAYの請求と、その止め方
auの解約月は日割りされる?公式FAQの答えは「満額請求」

月の途中で解約しても基本は1カ月分まるごと請求される
結論から言うと、auを月の途中で解約した場合、その月の料金は日割りされません。au公式FAQには「月途中で解約する場合、料金は日割りではなく満額のご請求になります。」とはっきり書かれています。つまり、10日に解約しても、月末の31日に解約しても、最後の月に払う金額は同じになるということです。
なぜこうなっているかというと、現在のauの料金プランは「1カ月いくら」という定額制で組み立てられているからです。定額制は、月の初めから終わりまでを1つの単位として料金を決める仕組みなので、途中で抜けても単位を割らない、という考え方をとっています。
自分の契約がどう扱われるかは、My au(Web)にログインし、「契約・料金」のメニューから現在の料金プラン名を確認しておくと判断しやすくなります。プラン名がわかれば、公式の料金ページと照らし合わせられます。
よくある誤解は、「解約した日でスマホが止まるのだから、使っていない日の料金は戻ってくるはず」という思い込みです。残念ながら公式の扱いは満額です。日割りを前提に家計の予定を組むと、最後の請求額を見て「思ったより高い」と感じる原因になります。
「日割額」と書かれた公式ページもあるのはなぜか
ここで混乱しやすいのが、au公式の料金に関する注意事項ページです。このページには「月途中でのご加入または解約などの場合は、基本使用料(無料通話を含む基本使用料)・インターネット接続サービスはご利用日数分の日割額となります。」という一般的な説明が載っています。
ところが同じページのすぐ後に、「以下に記載の料金プランにご加入中のお客さまが、解約・一時休止をした場合、その月の基本使用料・データ定額料・オプション料は日割とならず、1カ月分の定額料がかかります。」と続き、auバリューリンク、使い放題MAX+、スマホミニプラン、ケータイプランなど、受付中・受付終了を含む多数のプランが並んでいます。つまり、一般原則として日割りの説明がありつつ、実際に多くの人が使っているプランは「1カ月分」の扱いに指定されている、という構造です。
確認の手順としては、まずMy auで自分のプラン名を調べ、次にau公式の料金に関する注意事項ページの対象プラン一覧に自分のプラン名があるかを探します。
注意したいのは、ページの冒頭だけを読んで「日割りになる」と判断してしまうことです。この記事では、解約月の扱いを直接答えている公式FAQ(満額)を基準にしています。古いプランを長く使っている方ほど、一覧で確認してから解約日を決めると安心です。
最終請求は解約月の翌月に届く
解約した月の料金は、いつ請求されるのでしょうか。au公式FAQでは、解約月の翌月の請求が最終請求になると案内されています。たとえば10月中に解約したなら、10月分の料金は11月の請求で届き、それが最後の請求、というイメージです。
これは、携帯電話の料金が「使った月の分を翌月にまとめて請求する」後払いの仕組みになっているためです。解約した瞬間に精算されるわけではないので、解約後に請求が来ても慌てる必要はありません。支払い方法も、契約中と同じ方法がそのまま使われます。
手順としては、解約前にMy auの「料金・支払い」から、支払い方法(口座振替かクレジットカードか)を確認しておきましょう。解約後に口座を解約したりカードを切り替えたりする予定があるなら、最終請求の引き落としが終わるまで残しておくのが安全です。
よくある失敗は、解約したらもう請求は来ないと思い込み、引き落とし口座の残高を空にしてしまうケースです。最終請求に加えて、後で触れる契約解除料は解約の翌々月以降に請求される場合もあるため、少なくとも数カ月は支払い口座を維持しておくのが無難です。
日割りになる唯一の例外|UQ mobile・povo2.0への番号移行
電話番号そのままでグループ内のブランドへ移ると日割りになる
満額請求には例外があります。au公式FAQには「以下のように解約(他サービスへ移行)される場合は、移行月の一部料金を日割りしたご請求になります。」とあり、その対象が、auからUQ mobileへ番号を変えずに移行する場合、UQ mobileからauへ移行する場合、auまたはUQ mobileからpovo2.0へ移行する場合です。
理由は、これらがいずれもKDDIグループ内のブランド間の移動だからだと考えられます。同じグループ内で契約が引き継がれるため、移行元の料金を日割りにして、移行先の料金とのダブりを減らす扱いになっているわけです。
手続きの入口は、移行先(UQ mobileやpovo2.0)の申し込みページです。申し込みの中で「auからの乗りかえ」を選び、番号移行として進めます。ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルなど他社へのMNP(番号ポータビリティ)はこの例外に入らないので、通常の解約と同じく満額になります。
注意点は、「UQ mobileに移るつもりで、いったんauを解約してから新規契約する」という順番にしてしまうことです。これだと番号移行ではなく通常の解約扱いになり、日割りの例外を使えません。電話番号を引き継ぐ番号移行の形で申し込むことが、日割りを受ける条件になります。
au公式FAQ「auからUQ mobileへ乗りかえる場合の料金は?」
日割りになるのは基本使用料・データ定額料・一部オプション
番号移行のときに日割りになるのは、すべての料金ではありません。au公式FAQでは「基本使用料、データ定額サービスの定額料、一部のオプション料は、auの解約日前日までの日割り料金を翌月に請求いたします。」と案内されています。UQ mobileからauへ移るときも同様で、こちらは基本使用料が日割り対象です。
ポイントは「解約日前日まで」という区切りです。たとえば15日に番号移行が完了した場合、auの料金は14日までの日数分で計算され、それ以降は移行先の料金に切り替わります。ここでいうオプションには、パケット割引サービスの定額料も含まれると案内されています。
確認の手順は、移行前にMy auの「料金内訳」で、現在かかっている基本使用料・データ定額料・オプションの内訳を見ておくことです。どれが日割りになり、どれがならないかを把握しておけば、翌月の請求明細と照らし合わせやすくなります。
見落としやすいのは「一部のオプション料」という表現です。オプションが全部日割りになるわけではないので、映像系・補償系など複数のオプションに入っている方は、移行前に不要なものを外しておくか、明細で扱いを確認するのが確実です。
割引も日割りになるので「安くなりすぎる」わけではない
意外と見落とされるのが、料金だけでなく割引も日割りになる点です。au公式FAQでは、年契約割引額、au PAY カードお支払い割、スマイルハート割引、家族割、家族割プラス、auスマートバリューも日割り対象と案内されています。
仕組みとしては筋が通っています。料金を日数分に縮めるなら、その料金から差し引く割引も同じ日数分に縮めないと計算が合わなくなるからです。結果として、最終月の請求は「日割りされた料金から、日割りされた割引を引いた額」になります。
手順としては、移行前の請求明細で割引の項目名と現在の割引額を確認しておき、翌月の請求で「割引が小さくなっている」と気づいても、日割りの影響だと判断できるようにしておきましょう。自宅のネット回線とのセット割(auスマートバリュー)を使っている方は、移行先でも同様のセット割が使えるかを、移行先の公式ページで別途確認しておくと安心です。
よくある勘違いは、「日割りになったのに割引が減っていて、請求が間違っている」と問い合わせてしまうことです。割引も日割りになると知っていれば、明細の見方で迷わずに済みます。
| 対象の手続き | au→UQ mobile/UQ mobile→au/au・UQ mobile→povo2.0(番号そのまま) |
| 日割りになる料金 | 基本使用料・データ定額サービスの定額料・一部のオプション料 |
| 日割りの区切り | auの解約日前日まで |
| 日割りになる割引 | 年契約割引・au PAY カードお支払い割・家族割・家族割プラス・auスマートバリューなど |
| 移行元の契約解除料 | 無料 |
| 請求の時期 | 翌月に請求 |
どの料金が満額?手続き別の比較と、損しない解約日の選び方

通常解約と番号移行の違いを1枚の表で確認する
ここまでの内容を、手続きの種類ごとに整理します。結論としては、「通常の解約・他社へのMNP」は満額、「グループ内の番号移行」は一部が日割り、という2つに分かれます。下の表は、au公式FAQと公式の料金ページの記載をもとに、ジェイコムまるわかりガイドが手続き別に並べ直したものです。
| 比較項目 | 通常の解約 | 他社へMNP | UQ mobile・povo2.0へ番号移行 |
|---|---|---|---|
| 解約月の基本使用料 | 満額 | 満額 | 解約日前日まで日割り |
| データ定額料 | 満額 | 満額 | 日割り |
| オプション料 | 満額 | 満額 | 一部が日割り |
| 各種割引 | 月単位 | 月単位 | 日割り |
| 契約解除料(1年以内) | 対象になる場合あり | 対象になる場合あり | 対象外(無料) |
| MNP転出手数料 | ― | 無料 | 番号移行手数料がかかる |
表を見るときの注意点は、「日割りになるかどうか」と「解約時に別途お金がかかるかどうか」は別の話だという点です。番号移行は日割りの面では有利ですが、番号移行手数料がかかります。損得は、両方を合わせて判断しましょう。
実は「満額」は損とは限らない――月末まで使い切る発想
実は、満額請求は考え方を変えると「月末までは料金内で使える」ということでもあります。日割りにならないなら、解約日を月末近くに置いて、その月の通信量や通話をきちんと使い切ってから手続きするほうが、支払った分を無駄にしません。
理由は単純で、払う金額が月のどの日に解約しても同じなら、使える日数が長いほうが1日あたりのコストが下がるからです。月初に解約すると、ほぼ1カ月分を払って数日しか使えない、という状態になります。
具体的には、乗りかえ先の申し込み・SIMの到着・開通の日程を逆算し、月の下旬に回線の切り替えが終わるように段取りを組みます。eSIMなら当日中に開通できることも多いので、物理SIMより日程の調整がしやすくなります。
ただし、月末ギリギリを狙いすぎるのは危険です。手続きが翌月にずれ込むと、翌月分もまるごと満額でかかってしまいます。目安として、月末の数日前には手続きが完了する日程にしておくと、トラブルがあっても月内に収まります。この「ずれ込み」の失敗は、この後の失敗例でくわしく取り上げます。
番号移行なら「いつでも」でよい理由
UQ mobileやpovo2.0への番号移行では、基本使用料などが解約日前日までの日割りになるため、月のどこで移っても損は小さく抑えられます。月末まで待つ必要は、通常解約ほど大きくありません。
理由は、移行月のauの料金が使った日数分に縮むからです。月の前半に移っても、後半の分はauに払わずに済み、その分は移行先の料金として払う形になります。月額料金の安いブランドへ移る場合は、早めに移るほど差額のメリットを早く受けられる計算になります。
手順としては、移行先の公式サイトで「auからの乗りかえ」を選んで申し込み、案内に沿って開通手続きを進めます。開通した日が切り替えの日になるので、手続き日をメモしておくと、翌月の請求明細を確認するときに役立ちます。
ただし、日割りになるのは「一部の」オプション料です。日割りにならないオプションに入っている場合は、移行のタイミングに関係なく1カ月分がかかる可能性があります。移行前にMy auでオプションを見直しておくと、想定外の請求を避けられます。
失敗例:月末31日の夜に申し込んで翌月分も満額に
よくある失敗パターンを1つ紹介します。満額請求を知った方が「月末ギリギリまで使い切ろう」と考え、31日の夜に乗りかえ先へ申し込みました。ところが本人確認の審査が翌日に回り、開通したのは翌月の2日。auの解約日も翌月にずれたため、翌月の基本使用料なども満額で請求されてしまいました。
原因は、「申し込んだ日=解約日」だと思い込んでいたことです。実際には、乗りかえ先の審査・SIMの到着・開通作業を経て、はじめてauの解約が完了します。審査には時間がかかることがあり、夜間や週末の申し込みはさらに後ろにずれやすくなります。
対策は、月末から数日の余裕を持たせて申し込むことです。物理SIMで郵送を待つ場合は、配送日数も加えて逆算しましょう。eSIMを選べる場合は開通までが短くなりやすく、日程の読み違いを減らせます。
もう1つの注意点として、MNP予約番号をWebや電話で発行する場合は受付時間があります。夜遅くに思い立っても、受付時間外だと当日中に手続きが進みません。受付時間はこの後の手続きの章で紹介します。
通常解約・他社へのMNPでは、解約月は日割りされず満額です。月末ギリギリに申し込み、審査やSIM到着の都合で開通が翌月にずれると、翌月分も満額で請求されます。月末の数日前には開通まで終わる日程で申し込みましょう。
日割りとは別にかかるお金|契約解除料と番号移行手数料
新規契約から1年以内の解約は契約解除料の対象になる
日割りの話とは別に、解約時に請求されることがあるのが「契約解除料」です。au公式FAQでは「auを1年以内に解約した場合に契約解除料 1,100円(税込)が発生します。」と案内されています。これは2025年10月1日以降に新規契約した回線が対象です。
さらに、2024年6月1日〜2025年9月30日に新規契約した回線については、利用実態がないなどの条件に両方当てはまる場合に、契約解除料990円(税込)が発生すると案内されています。2025年9月30日までの新規契約には、別のお知らせ「通常のご利用を目的としていない場合の契約解除料の新設について」が適用されます。
確認の手順は、まずMy auで契約日(新規契約日)を確認し、解約予定日が1年以内に入るかどうかを見ることです。そのうえで、au公式FAQの契約解除料のページで、自分の契約時期にあてはまる条件を読み込みます。
注意点として、割引適用後の月額料金が低いプランでは、契約解除料はその割引後の料金と同額になると案内されています。また、UQ mobile/povoへの番号移行や、8日間キャンセルによる解約は対象外です。金額は契約時期や条件で変わるため、手続き前に公式の最新の案内で確認してください。
「2年縛りの解約金」は2022年3月31日に廃止済み
「auを解約すると高額な違約金がかかる」というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、かつての2年契約の解約金(いわゆる2年縛りの契約解除料)は、au公式の2年契約のページで2022年3月31日をもって廃止されたと案内されています。
いま話題になる契約解除料は、この2年縛りとは別の制度です。新規契約から1年以内に解約した場合などに発生するもので、短期間での解約を対象にしたルールと理解するとわかりやすいでしょう。名前が似ているため混同されがちですが、仕組みも対象も異なります。
手順としては、昔から同じ回線を長く使っている方なら、2年縛りの解約金を心配する必要は基本的にありません。新規契約から間もない回線、たとえば最近契約したサブ回線などを解約する場合にだけ、契約解除料の条件を確認すれば十分です。
よくある失敗は、廃止済みの解約金を避けようとして「更新月まで待つ」ことです。待つ必要のない解約を先延ばしにすると、その間の月額料金を余計に払い続けることになります。解約を決めたら、契約解除料の対象かどうかだけ確認して、早めに動くほうが合理的です。
番号移行手数料と、無料になったMNP転出手数料
他社へ電話番号を持ち出すときの「MNP転出手数料」は、au公式MNPページで「2021年4月1日より、MNP転出手数料は無料となりました。」と案内されています。他社へ乗りかえる場合、au側で転出の手数料はかかりません。
一方、UQ mobileやpovo2.0への番号移行では「番号移行手数料」がかかります。au公式MNPページには、au Style/auショップでの手続きの番号移行手数料として4,950円(税込)が記載されており、初回の電話料金に合算して請求されると案内されています。手数料の金額は手続き窓口によって異なる扱いがあるため、Webで手続きするか店頭で手続きするかによって確認が必要です。
なお、2026年8月1日から店頭での手続きにかかる手数料体系が改定されたと報じられています。店頭で手続きする予定の方は、来店前にau公式のMNP・番号移行の案内ページで、適用される手数料を確認しておきましょう。
注意したいのは、「番号移行は日割りになるから、必ず通常解約より安い」と単純に考えることです。番号移行手数料が加わるため、月のどの時点で移るかによっては、差が小さくなることもあります。日割りの効果と手数料を合わせて考えるのが正確です。
| 契約解除料(2025年10月1日以降の新規契約・1年以内の解約) | 1,100円(税込)※割引後の月額が低いプランは割引後料金と同額 |
| 契約解除料(2024年6月1日〜2025年9月30日の新規契約・条件あり) | 990円(税込) |
| 2年縛りの解約金 | 2022年3月31日に廃止 |
| MNP転出手数料 | 2021年4月1日より無料 |
| 番号移行手数料(au Style/auショップ) | 4,950円(税込)初回の電話料金に合算 |
| 請求時期の注意 | 契約解除料は解約の翌々月以降の請求となる場合あり |
J:COMの解約でも、違約金以外に工事費や機器の費用がかかるかどうかで総額が変わります。考え方は共通しているので、あわせて確認しておくと見落としが減ります。

「J:COMを解約したいけれど、解約金がいくら請求されるのか怖くて電話できない」——そんな状態で止まっている方は少なくありません。ネットで調べても「4,950円…
auの解約はどこで手続きする?My au・店舗・MNP予約の段取り

My au(Web)なら自宅で解約まで完結できる
auの解約は、My au(Web)で手続きできます。au公式FAQでは「My au(Web)で解約できます。」と案内されており、必要なものはau IDとパスワードです。店舗に行かなくても、自宅のスマホやパソコンから手続きを進められます。
Webで手続きできる背景には、オンラインでの手続きを広げる各社の流れがあります。来店予約や待ち時間を気にせず、自分のペースで画面を確認しながら進められるのが利点です。一方で、画面の案内を読み飛ばしやすいので、最終確認の画面は丁寧に読みましょう。
手続き前に準備しておきたいのは、au IDとパスワードのほか、解約後に必要になる情報の控えです。たとえば、auのメールアドレスで登録しているサービスがあれば、別のメールアドレスに登録を変えておきます。連絡先や写真のバックアップも、解約前に済ませておくと安心です。
注意点として、au公式FAQでは解約完了後はサービスがすぐ利用できなくなると案内されています。手続きを終えた瞬間から通話もデータ通信も使えなくなるので、Wi-Fi環境で手続きする、乗りかえ先の開通を先に済ませる、といった順番を意識してください。
- Step1: My auで料金プラン名・新規契約日・オプション・支払い方法を確認する
- Step2: 番号移行(UQ mobile・povo2.0)か、他社MNPか、通常解約かを決める
- Step3: au PAYの支払い方法・auメールで登録したサービス・データのバックアップを整理する
- Step4: 通常解約・他社MNPは月の下旬に開通するよう日程を組んで手続きする
他社へ乗りかえるならMNP予約の受付時間に注意
他社へ電話番号を持っていく場合、乗りかえ先によってはMNP予約番号が必要です。au公式MNPページでは、MNP予約のWeb申し込みの受付時間が9時00分〜21時30分、電話申し込みの受付時間が9時00分〜20時00分と案内されています。
受付時間が決まっているのは、予約番号の発行が本人確認や契約状況の確認とセットになっているためです。夜遅くに手続きを始めても、受付時間外だと予約番号の発行は翌日に回ります。
手順としては、乗りかえ先の申し込み画面で「MNP予約番号が必要か」を最初に確認します。最近は、乗りかえ先の画面から直接手続きを進められる「MNPワンストップ」に対応した事業者もあり、その場合は予約番号の発行が不要になります。乗りかえ先の案内に従って、必要な手続きだけを選びましょう。
よくある失敗は、仕事が終わった夜に手続きしようとして受付時間を過ぎ、月末の解約が間に合わなくなるケースです。月末に乗りかえる予定なら、受付時間内に余裕を持って予約番号の発行を済ませておくと、日程のずれを防げます。
店舗で手続きする場合は持ち物を事前に確認する
操作に不安がある方や、家族の回線をまとめて手続きしたい方は、au Styleやauショップでの手続きも選べます。スタッフと一緒に画面を確認できるので、プランや割引の扱いを質問しながら進められるのが利点です。
ただし、店頭での手続きは手数料の扱いがWebと異なる場合があります。前の章で触れたとおり、au Style/auショップでの番号移行手数料は4,950円(税込)と公式に記載されています。手数料を抑えたい方は、Webで手続きできる内容かどうかを先に確認するとよいでしょう。
持ち物については、本人確認書類や使用中のスマホ本体などが必要になるのが一般的ですが、必要なものは手続きの内容や店舗によって変わることがあります。来店予約をするときに、予約画面や店舗の案内で持ち物を確認しておきましょう。
注意点として、店舗は混雑する時間帯があり、月末は特に予約が取りにくくなりがちです。月末に解約を合わせたい場合は、早めに来店予約を入れておかないと、希望日に手続きできず翌月にずれ込むおそれがあります。
J:COMとあわせて見直すなら手続きの順番を決める
auのスマホと一緒に、J:COMのネットやテレビ、J:COM MOBILEなども見直している方は、手続きの順番を決めておくと混乱しません。スマホと自宅回線のセット割を使っている場合、どちらか一方を先に解約すると、残った側の割引が外れる可能性があるからです。
理由は、セット割の多くが「両方を契約していること」を条件にしているためです。auの解約月は満額請求、J:COM側は各サービスの規定に沿った精算と、扱いがサービスごとに異なるので、それぞれの請求の締め方を確認してから日程を組む必要があります。
手順としては、①現在のセット割の名前と条件を明細で確認する、②乗りかえ先でも使えるセット割があるかを確認する、③割引が外れる期間が最短になる順番で解約日を決める、の3ステップです。
J:COM側の解約でも、月末の扱いや機器返却で損をしやすいポイントがあります。auの解約と同じ月に手続きする場合は、J:COMの解約手順も事前に確認しておきましょう。

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解約したのに請求が続く?端末代金・au PAY・au IDの落とし穴
端末の分割代金は解約しても消えない
auを解約しても、スマホ本体の分割代金が残っている場合、その支払いは続きます。au公式FAQでは「端末や周辺機器の分割支払残額は、一括清算をされない限り、auご契約中と同じお支払方法でご請求が継続します。」と案内されています。
これは、通信の契約と端末の購入代金が別の契約になっているためです。回線を解約しても、分割払いで買った端末の代金を払い終えたことにはならず、残りの回数分の請求が続きます。公式の端末購入に関するページにも、解約などをした場合も分割支払金の残額は引き続き支払う必要があり、一括での支払いも可能と記載されています。
手順としては、解約前にMy auで分割代金の残り回数を確認しておきましょう。そのまま分割で払い続けるか、一括で清算して請求を終わらせるかを決めておくと、解約後の請求明細を見て驚かずに済みます。
注意点として、解約後も同じ支払い方法で請求が続くため、引き落とし口座やクレジットカードを解約・変更してしまうと、支払いが滞るおそれがあります。分割代金が残っている間は、支払い方法を維持しておくことが大切です。
失敗例:au PAYの支払い方法を変えずに解約して使えなくなった
2つ目の失敗パターンです。auの回線を解約したあと、アプリの月額料金をau PAY(auかんたん決済)で払っていたことを忘れていました。翌月、使っていた動画アプリが突然使えなくなり、調べると支払い方法が通信料金合算のままだったため、サービスが継続できない状態になっていました。
原因は、au PAY(auかんたん決済)の「通信料金合算支払い」が、auの回線契約とセットになっていることです。回線を解約すると、合算して払う先がなくなります。au公式FAQでは「au解約の当月中に、ご利用料金の支払い方法を「通信料金合算支払い」から「クレジットカード支払い」へ変更することで、継続してサービスをご利用いただけます。」と案内されています。
対策は、解約する月のうちに支払い方法を変更しておくことです。My au(Web)の「料金内訳」には「au PAY(auかんたん決済)請求継続」の項目があり、解約後も請求が続くサービスを確認できます。解約前にこの項目を見て、続けたいサービスと止めたいサービスを仕分けましょう。
注意点として、止めたいサービスは、サービス提供元のサイトで退会手続きが必要な場合があります。「auを解約したから全部止まるはず」と思い込まず、1つずつ確認することが大切です。
電話番号でログインしていたau IDは解約後に変わる
見落としやすいのがau IDの扱いです。au公式FAQによると、au IDのログインに電話番号を使っていた場合、解約後のau IDは「au 電話番号+_+解約年月日(西暦8桁)」の形式に変わると案内されています。電話番号以外でログインしていた場合は、そのままのau IDで使えます。
こうなる理由は、解約した電話番号がいずれ別の人に割り当てられる可能性があるからです。同じ電話番号が別の人のau IDと重ならないように、解約日を付けた形式に切り替える仕組みになっています。
手順としては、解約前にMy auの設定画面で、自分のau IDが電話番号なのか、メールアドレスなどの独自IDなのかを確認しておきましょう。電話番号でログインしている場合は、解約後のIDの形式をメモしておくと、分割代金の確認やau PAYの手続きでログインに困りません。
注意したいのは、解約後に分割代金の確認や支払い方法の変更でMy auにログインしようとして、元の電話番号では入れずに困るケースです。解約日を控えておけば、新しいIDの形式を組み立てられます。
au PAY(auかんたん決済)で払っているサービスを続けたい場合は、解約した月のうちに支払い方法をクレジットカード支払いへ変更します。あわせて、端末の分割残債の回数、au IDが電話番号ログインかどうかも解約前に確認しておきましょう。
あなたはどのパターン?タイプ別の損しない解約・乗りかえプラン
UQ mobile・povo2.0へ移るなら番号移行で日割りを活かす
料金を下げたい理由でauを見直している方が、UQ mobileやpovo2.0へ移るなら、番号移行の形で申し込むのが基本です。番号移行なら、基本使用料・データ定額料・一部のオプション料が解約日前日までの日割りになり、移行元の契約解除料も無料と案内されています。
このタイプの方は、月末まで待つ必要は小さく、移行先の月額料金が安いほど早めに移るメリットがあります。ただし、店頭で手続きする場合は番号移行手数料がかかるため、日割りの効果と手数料のバランスを確認しておきましょう。
手順としては、移行先の公式サイトで対応端末とSIMの種類(eSIMか物理SIMか)を確認し、「auからの乗りかえ」で申し込みます。移行先で同じ電話番号が使えるので、電話番号を連絡先として登録しているサービスの変更は不要です。
注意点として、auのメールアドレスやauのサービスは、移行後に使えなくなるものがあります。auのメールアドレスでログインしているサービスは、移行前に別のメールアドレスへ変更しておくと安心です。
他社(ドコモ・ソフトバンク・楽天など)へ乗りかえるなら月の下旬に開通
ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルなど、KDDIグループ以外の事業者へ乗りかえる方は、auの解約月は満額請求になります。このタイプの方は、乗りかえ先での開通を月の下旬に合わせるのが、払った料金を無駄にしないコツです。
あわせて、MNP予約番号が必要かどうかを乗りかえ先で確認し、必要ならWeb申し込みの受付時間(9時00分〜21時30分)内に発行を済ませておきます。月末ギリギリを避け、数日の余裕を持った日程にすることが、翌月分の満額請求を防ぐポイントです。
新規契約から1年以内の回線を他社へ移す場合は、契約解除料の対象になる可能性があります。乗りかえの前にMy auで契約日を確認し、公式の契約解除料のページで条件を読んでおきましょう。
注意点として、乗りかえ先のキャンペーンだけで判断すると、端末の分割残債や解約月の満額請求を見落としがちです。auへの最終請求と乗りかえ先の初月の料金が重なる月が出ることも前提に、家計の計画を立てておくと安心です。
サブ回線・家族の回線を整理するなら契約日を先に確認
使っていないサブ回線や、家族の回線をまとめて整理したい方は、まず各回線の新規契約日を確認しましょう。長く使っている回線は2年縛りの解約金が廃止されているため気にする必要は小さい一方で、最近契約した回線は契約解除料の対象になる可能性があります。
家族割や家族割プラスを使っている場合は、1回線を解約すると残った回線の割引が変わることがあります。解約月の請求だけでなく、翌月以降に残る回線の月額がどう変わるかも、明細や公式の割引ページで確認してから手続きすると後悔がありません。
手順としては、①家族全員の回線について契約日・プラン・割引を一覧にする、②解約する回線と残す回線を決める、③割引への影響が最小になる順番と日程を決める、の流れで進めます。
注意点として、家族の回線を代理で手続きする場合は、契約者本人の確認が必要になることがあります。店舗で手続きするなら、来店予約の時点で必要な書類を確認しておきましょう。J:COM MOBILEなど他のサービスへまとめて移る方は、乗りかえ先の解約・契約ルールもあわせて見ておくと安心です。

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まとめ
まずはMy auにログインして、料金プラン名・新規契約日・端末の分割残債の3つを確認してみてください。この3つがわかれば、日割りになるか、契約解除料がかかるか、解約後に何が残るかがはっきりし、損をしない解約日を決められます。
※料金・手数料・契約解除料の条件は改定されることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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