「中部電力を解約したいけれど、どこに電話すればいいの?」「検索すると番号がいくつも出てきて、どれが正しいのかわからない」。引越しや実家の片付けで電気を止める必要が出てきたとき、多くの方が最初につまずくのがこの電話番号探しです。中部電力の家庭向けの電気は、現在は小売会社の「中部電力ミライズ」が受け持っていて、公式サイトでは「解約」ではなく「使用停止」や「廃止」という言葉で案内されています。そのため「解約 電話」で探しても公式ページにたどり着きにくいのです。
結論からお伝えすると、電気の使用停止を電話で申し込む窓口は、中部電力ミライズ公式の引越しページに載っている0120-921-691です。受付時間は平日9時〜19時、土曜・日曜・祝日9時〜17時(年末年始を除く)。さらに、日曜・祝日に電気を止めたい場合は電話でしか受け付けていません。ガスも中部電力ミライズで契約しているなら、電気とは別の番号に電話する必要があります。
この記事では、公式ページで確認できた番号と受付時間、電話の前にそろえる情報、Webとの使い分け、引越し時の期限、解約後の返還のお知らせまで、隣で画面を見ながら一緒に進めるつもりで順番に整理していきます。
・中部電力(中部電力ミライズ)の電気を止める電話番号と受付時間
・電話の前に用意する13桁のお客さま番号などの情報
・日曜・祝日は電話のみになる理由とWeb申込との使い分け
・引越し時の連絡期限、ガスの別窓口、解約後の返還のお知らせ
中部電力の解約電話はどこにかける?番号と受付時間を最初に確認

まずは「どこに電話するのか」をはっきりさせましょう。ここが曖昧なまま電話をかけると、別の用件の窓口につながって案内し直しになり、時間をむだにしてしまいます。
電気を止める電話は0120-921-691が公式の窓口
電気の使用停止を電話で申し込むなら、0120-921-691にかけます。この番号は中部電力ミライズ公式の引越しのお手続きページに「ご利用直前のお申込みはこちら」として掲載されている番号です。
なぜ「解約専用」ではなく「引越しページの番号」なのかというと、中部電力ミライズでは、電気の契約を終わらせる手続きを「電気の使用を停止する」という手続きとして扱っているからです。引越しで旧居の電気を止めるのも、実家を空き家にして契約を終えるのも、手続きの中身は「その場所の電気の使用停止」で同じです。
電話がつながったら、最初に「電気の使用停止(解約)をお願いしたい」と用件をはっきり伝えましょう。続けて、お客さま番号、停止したい場所の住所、停止希望日を順に聞かれる流れになります。
注意したいのは、公式ページには「解約専用ダイヤル」という表記がない点です。比較サイトなどでは同じ番号が「解約窓口」と紹介されていますが、公式の位置づけはあくまで「ご利用直前のお申込み」用です。用件を最初に伝えれば適切な担当につないでもらえるので、窓口名にこだわりすぎる必要はありません。
受付時間は平日と土日祝で2時間違う
電話の受付時間は、平日9時〜19時、土曜・日曜・祝日9時〜17時です。年末年始は受付がありません。平日なら仕事が終わったあと夕方に電話できますが、週末は終了が2時間早くなる点を覚えておきましょう。
受付時間が曜日で分かれているのは、平日は会社帰りの問い合わせが多く、週末は窓口の体制が縮小されるのが一般的なためです。土日祝の夕方に「まだ大丈夫だろう」と思ってかけたら受付終了していた、というのはよくある失敗です。
具体的な動き方としては、平日なら昼休みか退勤後の早い時間、週末なら午前中にかけるのがおすすめです。受付時間ぎりぎりにかけると、聞き取りの途中で終了時刻を迎えてしまうおそれもあります。
年末年始に引越す予定の方は要注意です。電話窓口が休みになるため、12月中旬までに手続きを終えておくと安心です。Webで申し込める条件なら、Webを併用するのも1つの方法です(Webの条件は後ほど詳しく説明します)。
0120-921-693は料金メニュー変更用なので取り違えない
検索すると0120-921-693という番号も出てきますが、これは公式の各種お手続きページで「料金メニュー変更用」として案内されている番号です。電気の使用停止の窓口ではありません。
番号の末尾が「691」と「693」で1字違いのため、メモを見ながらダイヤルしたときに押し間違えやすいのです。間違えてかけてしまっても用件を伝えれば案内してもらえますが、待ち時間をもう一度経験することになりかねません。
スマホで電話するなら、公式ページを開いて番号部分をタップして発信するのが確実です。手入力する場合は、発信前に画面の番号を声に出して読み上げて確認しましょう。
また、比較サイトにだけ載っている別の問い合わせ番号もありますが、公式ページで解約の窓口として確認できないものは使わないのが無難です。この記事では、公式ページで確認できた番号だけを掲載しています。
ジェイコムまるわかりガイドで、中部電力ミライズ公式の引越しページと各種お手続きページから番号と用途を照合した結果を表にしました。
| 番号 | 公式での用途 | 受付時間 | 解約で使う? |
|---|---|---|---|
| 0120-921-691 | 電気の使用停止・引越し(ご利用直前のお申込み) | 平日9時〜19時、土曜・日曜・祝日9時〜17時(年末年始を除く) | 使う(電気) |
| 0120-907-667 | ガスの使用停止(電話のみ受付) | 9時〜19時(月曜日〜金曜日)、9時〜17時(土曜日) | 使う(ガス) |
| 0120-921-693 | 料金メニュー変更用 | 公式ページで確認 | 使わない |
出典:中部電力ミライズ公式「引越しのお手続き」「各種お手続き」ページ(ジェイコムまるわかりガイド調べ)
実は「解約」という言葉で探すと遠回りになる
意外と知られていないけれど、中部電力ミライズの公式サイトで「解約」という言葉を探しても、電気を止める手続きのページには直接たどり着きにくいのです。公式の表記は「電気の使用を停止する」「使用停止申込み」「契約廃止」が中心だからです。
これは、電気の契約が「この場所で、この期間電気を使う」という単位で結ばれているためです。場所での使用をやめれば契約も終わる、という考え方なので、手続き名も「使用停止」になります。携帯電話の「解約」とは発想が少し違うのですね。
公式サイト内で探すときは、トップページのメニューから「お引越し・各種お手続き」を開き、「電気の使用を停止する」を選ぶのが近道です。検索エンジンで探すなら「中部電力ミライズ 使用停止」と入れると公式ページが上位に出やすくなります。
よくある失敗は、「解約」で検索して出てきた第三者サイトの古い番号にかけてしまうことです。番号は変更されることがあるので、かける前に必ず公式ページの番号と見比べましょう。
電気を止める電話は0120-921-691(平日9時〜19時、土曜・日曜・祝日9時〜17時、年末年始を除く)。末尾693は料金メニュー変更用なので間違えないようにしましょう。公式サイトでは「解約」ではなく「使用停止」と表記されています。
電話をかける前に手元にそろえておきたい5つの情報
電話がつながってから「ちょっと待ってください」と書類を探し始めると、聞き取りが長引きます。電話の前に次の情報をそろえておけば、やり取りがスムーズに終わります。
13桁のお客さま番号は「電気ご使用量のお知らせ」で探す
最初に聞かれるのが、電気のお客さま番号です。電気のお客さま番号は13桁で、毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」(いわゆる検針票)や「電気料金領収証」に記載されています。
お客さま番号は、契約している場所と契約者を特定するための「契約の背番号」のようなものです。住所や名前だけでは、同じ建物に複数の契約がある場合などに特定しづらいため、番号での確認が基本になっています。
紙の検針票が手元にない場合は、会員サービスの「カテエネ」にログインすると、料金や使用量の画面から確認できることが多いです。Web申込の入力画面では、13桁を5つの欄に分けて入力する形式になっているので、電話の前にメモに書き出しておくと読み上げも楽になります。
失敗パターンとして多いのが、「引越しの荷造りで検針票をまとめて捨ててしまい、番号がわからなくなった」というケースです。原因は、紙の検針票を不要な書類と一緒に処分してしまうこと。対策は、引越しが決まった時点で検針票を1枚だけクリアファイルに取り分けておくか、スマホで撮影しておくことです。番号がわからなくても本人確認のうえで手続きできる場合はありますが、聞き取りに時間がかかります。
停止希望日と時間は「最後に電気を使う日」で決める
次に聞かれるのが、電気を止めたい日と時間です。基本的には「その家で最後に電気を使う日」、引越しなら退去日を伝えます。
停止日を早く設定しすぎると、退去作業中に照明や掃除機が使えなくなってしまいます。逆に遅くしすぎると、住んでいない期間の基本料金がかかり続けます。だからこそ「荷物の搬出と掃除が終わる日」を基準に決めるのがポイントです。
Web申込の画面では、シミュレーションで申込可能日を確認できるようになっています。電話の場合もオペレーターが可能な日を案内してくれるので、第1希望と第2希望の日付を用意しておくとその場で決めやすくなります。
見落としがちなのが、管理会社や大家さんとの退去立会いの日です。立会いのときに照明をつけて室内を確認することがあるため、停止日は立会い日以降にしておくと安心です。
停止する場所の住所と契約者名義を正確に伝える
3つ目と4つ目は、電気を止める場所の住所と契約者の名義です。マンションやアパートなら、建物名と部屋番号まで正確に伝えましょう。
集合住宅では同じ住所に何十もの契約が並んでいるため、部屋番号が1つ違うだけで別の世帯の電気を止めてしまうおそれがあります。お客さま番号と住所の両方で照合するのは、この取り違えを防ぐためです。
名義は、検針票に記載されている契約者名を伝えます。家族が代わりに電話する場合は、契約者の氏名に加えて、申込者自身の氏名・電話番号・メールアドレスも聞かれます。Web申込の入力画面でも、申込者の情報を入力する欄が用意されています。
注意点は、亡くなった親の名義の契約や、結婚前の旧姓のままの契約です。検針票の名義と現在の名前が違う場合は、そのことを最初に伝えておくと説明がスムーズです。
最終月の支払い方法と新しい連絡先を決めておく
5つ目は、最終月の電気料金をどう支払うかと、引越し先の住所・電話番号です。Web申込の入力画面でも、最終月の支払い方法と移転先の住所・電話番号の入力が求められています。
最終月の料金は、停止日までに使った分が後から請求されます。口座振替やクレジットカード払いを続けるのか、振込用紙で払うのかを決めておかないと、請求書の送り先や引き落とし口座をめぐって確認の連絡が来ることがあります。
口座を解約する予定がある方は特に注意しましょう。最終月の引き落としが終わる前に口座を閉じてしまうと、振込用紙での支払いに切り替える手間が発生します。
| お客さま番号 | 電気は13桁。電気ご使用量のお知らせ・電気料金領収証に記載 |
| 停止希望日と時間 | 最後に電気を使う日。第2希望も用意 |
| 停止する場所の住所 | 建物名・部屋番号まで |
| 契約者名義 | 検針票の名義。代理なら申込者の氏名・電話番号・メールアドレスも |
| 最終月の支払い方法・移転先 | 支払方法、新居の住所と電話番号 |
日曜・祝日に解約したい人は電話しか選べない理由

「Webで手続きすれば電話はいらないのでは?」と考える方も多いはずです。ただし、止めたい日や契約の状況によっては、電話でしか受け付けてもらえないケースがあります。
日曜・祝日の使用停止はWebで受け付けていない
電気やガスを日曜・祝日に使用停止したい場合は、電話でのみ受け付けています。これはWeb申込の入力画面に明記されているルールです。
Webの申込画面は、申込可能日をシステムで判定する仕組みになっていて、日曜・祝日の停止は選択肢に入らない設計です。休日の停止は作業の段取りが平日と違うため、オペレーターが個別に確認する運用にしていると考えられます。
日曜に退去する予定なら、迷わず0120-921-691に電話しましょう。平日の夜や土曜の午前中にかけて「日曜の○時ごろに止めたい」と伝えれば、可能かどうかをその場で確認してもらえます。
よくあるのが、Webの画面で日曜を選ぼうとして選べず、「申込できないのは自分の入力ミスかも」と何度もやり直してしまうケースです。日曜・祝日が選べないのは仕様なので、その時点で電話に切り替えるのが正解です。
Web入力画面の受付時間と電話の受付時間は別物
Web申込の入力画面には、平日9時〜19時、土曜9時〜17時、日曜・祝日は休みという表示があります。一方、電話は土曜・日曜・祝日も9時〜17時に受け付けています。
Webなのに受付時間があるのは不思議に感じるかもしれませんが、入力された申込をスタッフが確認・処理する時間帯を示していると読むのが自然です。24時間入力できるネットショッピングとは仕組みが違うのです。
つまり、日曜・祝日に手続きを進めたいなら、Webではなく電話を選ぶことになります。逆に平日の昼間に電話がつながりにくいと感じたら、Webに切り替えるという使い分けができます。
注意したいのは、Webで申し込んだ内容に不備があった場合、確認の連絡が来ることです。連絡がつかないと手続きが止まってしまうので、申込者の電話番号は日中につながる番号を入力しておきましょう。
中部電力ミライズ以外と契約している人はWebで申し込めない
Web申込の入力画面には「中部電力ミライズ以外で契約中の方はお申込みいただけません」と明記されています。つまり、このWeb手続きはあくまで中部電力ミライズと契約している人向けです。
中部エリアに住んでいても、新電力(中部電力ミライズ以外の電力会社)と契約している場合は、電気を止める窓口はその契約先の会社になります。電線や電柱を管理する会社と、料金を請求する会社が別になっているため、「中部地方の電気=中部電力」とは限らないのです。
確認方法は簡単で、毎月の検針票や請求メールの発行元を見ることです。「中部電力ミライズ」と書かれていればこの記事の手順で、別の会社名ならその会社の窓口に連絡します。
なお、他社への乗り換えでいまの契約を終える場合は、手続きの流れが使用停止とは異なります。乗り換え先の申込案内を先に確認し、中部電力ミライズへの連絡が必要かどうかを確かめてから動きましょう。
東京電力エリアから引越してきた方は、窓口の分け方の違いを比べると理解しやすくなります。

引っ越しや電力会社の乗り換えが決まって「東京電力に解約の電話をしないと」と思ったとき、まず困るのが電話番号です。検針票を探しても番号が複数書いてあったり、検索す…
| 比較項目 | 電話(0120-921-691) | Web申込 |
|---|---|---|
| 受付時間 | 平日9時〜19時、土曜・日曜・祝日9時〜17時(年末年始を除く) | 平日9時〜19時、土曜9時〜17時、日曜・祝日は休み(画面表示) |
| 日曜・祝日の停止 | 受付あり | 受付なし(電話のみ) |
| ガスの停止 | ガス専用番号へ電話 | 受付なし(電話のみ) |
| 向いている人 | 休日に止めたい人、事情を説明したい人 | 平日・土曜に止める人、電話がつながりにくい人 |
年末年始に止めたいときは早めの連絡が必須
電話窓口は年末年始を除いて受け付けています。つまり、年末年始の期間中は電話がつながりません。
年末年始は引越しや帰省が重なる時期で、窓口が開いている最終日付近は問い合わせが集中しやすくなります。休み明けもしばらくは混み合うのが一般的です。
12月末や1月初めに退去する予定なら、12月の前半に電話して停止日を予約しておきましょう。停止日は先の日付で申し込めるので、早めに連絡しても損はありません。
失敗しがちなのが、「年が明けてから電話すればいい」と考えて、休み明けの混雑で何度もかけ直すことになるパターンです。期限ぎりぎりではなく、日程が決まった時点ですぐ連絡するのが鉄則です。
Webで使用停止を申し込む手順と電話との使い分け
平日や土曜に止めるなら、電話がつながるのを待たずにWebで申し込む方法もあります。ここでは公式の各種お手続きページから申し込む流れを確認しましょう。
会員登録なしでも申し込める
Webの使用停止申込は、カテエネなどの会員登録をしていなくても利用できます。公式の各種お手続きページに「会員登録せずに申込む」という入口が用意されています。
会員登録が必須でないのは、引越しの直前でログイン情報を忘れている人や、もともと会員サービスを使っていない人でも手続きできるようにするためです。その代わり、お客さま番号などを自分で正確に入力する必要があります。
操作の流れは次のとおりです。
- Step1: 中部電力ミライズ公式サイトのメニューから「各種お手続き」ページを開く
- Step2: 「電気の使用を停止する」を選び、「会員登録せずに申込む」またはカテエネ会員・ビジエネ会員のリンクを選ぶ
- Step3: 13桁のお客さま番号を5つの欄に分けて入力し、シミュレーションで申込可能日を確認して停止希望日を選ぶ
- Step4: 停止する場所の住所、契約者名義、最終月の支払い方法、移転先の住所と電話番号、申込者の情報を入力して送信する
注意点は、入力したメールアドレスの打ち間違いです。受付の連絡が届かず、手続きが完了したのかどうか不安なまま退去日を迎えてしまう方もいます。送信前にアドレスを見直しましょう。
カテエネ会員ならログインして申し込むと入力が減る
すでにカテエネ会員なら、ログインしてから申し込む方法も選べます。各種お手続きページには、カテエネ会員・ビジエネ会員向けのリンクが用意されています。
ログインすると、登録済みの契約情報と照合しながら手続きを進められるため、お客さま番号の入力ミスを防ぎやすくなります。カテエネは電気の使用量や料金をネットで確認できる会員サービスで、検針票の代わりに番号を調べる場所としても役立ちます。
操作はログイン後、手続きのメニューから使用停止の申込に進むだけです。会員登録なしの場合と同じく、停止希望日や支払い方法を入力します。
気をつけたいのは、パスワードを忘れた状態で何度もログインを試すことです。再設定の手続きに時間がかかるなら、無理にログインせず「会員登録せずに申込む」から進めたほうが早く終わります。
希望日が申込可能日以外なら契約受付センターに相談
Webのシミュレーションで表示された申込可能日の中に希望日がない場合は、契約受付センターへの問い合わせが案内されています。
申込可能日には、作業の準備に必要な日数などが反映されています。たとえば「明日止めたい」といった直前の希望や、システムで自動判定できない条件の場合は、Webでは選べず人の判断が必要になるのです。
その場合は、Webでの入力をやめて0120-921-691に電話し、「Webで希望日が選べなかった」と伝えましょう。画面に表示された申込可能日をメモしておくと、話が早く進みます。
よくある失敗は、選べる日の中から「とりあえず近い日」を選んで申し込んでしまうことです。実際の退去日とずれると、あとで変更の連絡をする手間が増えます。希望日が選べないなら、その時点で電話に切り替えるのが近道です。
中部エリア外(関西・その他)の契約廃止は専用の入口がある
中部電力ミライズは中部エリア以外でも電気を販売しています。公式の各種お手続きページには、中部エリア以外(関西・その他)にお住まいで契約廃止の手続きのみを行う人向けの入口が別に用意されています。
エリアによって電線を管理する送配電会社が異なるため、手続きの受付経路も分かれていると考えられます。中部エリア向けの画面から進もうとすると、住所の入力段階でつまずくことがあります。
関西などに住んでいる方は、各種お手続きページを下のほうまでスクロールし、「中部エリア以外(関西・その他)にお住まいのお客さま」の案内から進みましょう。
電話で相談したい場合の中部エリア外専用の番号は、今回の調査では公式ページで確認できませんでした。電話を希望するなら、検針票や契約時の書類に記載された問い合わせ先を確認するのが確実です。
引越しで電気を止めるなら何日前までに連絡すればいい?
引越しのときは、旧居の電気を止める手続きと新居の電気を使い始める手続きを同時に考える必要があります。連絡が遅れると、希望日に止められないことがあります。
従来型のメーターは引越し日の1週間前が目安
中部電力ミライズの会員サイト「カテエネ」の引越しガイドでは、手続きは「引越し日の1週間前まで」を目安にするよう案内されています。
従来型のメーター(円盤が回るアナログ式など)の場合、停止日の検針や作業の段取りを組む必要があるため、余裕を持った連絡が求められます。新居側の使用開始手続きも同じタイミングで済ませるのが理想です。
具体的には、引越し業者の予約が取れた日、または退去日が確定した日に電話するのがおすすめです。1週間前を「締め切り」ではなく「遅くともこの日まで」と考え、早めに動きましょう。
注意したいのは、引越しシーズン(3月〜4月)です。電話が混み合うことが多いので、1週間前ぎりぎりではつながるまでに日数を使ってしまう可能性があります。
スマートメーターでも遅くとも2営業日前まで
スマートメーター(通信機能つきの電子式メーター)が設置されている場合は、遠隔で操作できるため期限が短くなり、遅くとも2営業日前までに手続きするよう案内されています。
スマートメーターは、検針データを通信で送ったり、遠隔で電気の入り切りをしたりできるメーターです。作業員が現地に行かなくても対応できるため、従来型より短い期限で対応できるのです。
ここで大事なのが「営業日」という数え方です。土日祝を挟むと、カレンダー上の2日前では足りないことがあります。月曜に止めたいなら、前の週の木曜までに連絡しておくと安心です。
ここで2つ目の失敗パターンを紹介します。「スマートメーターだから前日でも大丈夫」と思い込み、日曜退去の前日の土曜夕方に電話したところ、受付終了時刻を過ぎていて希望日に止められなかった、というケースです。原因は、営業日の数え方と週末の受付終了時刻を見落としたこと。対策は、メーターの種類にかかわらず退去日が決まった時点で連絡し、休日をはさむ場合は平日のうちに電話を済ませておくことです。
従来型メーターは引越し日の1週間前、スマートメーターでも遅くとも2営業日前までが目安です。日曜・祝日に止めたいなら電話のみの受付になり、週末は受付が17時で終わります。「前日に電話すればいい」と考えず、退去日が決まったらすぐに連絡しましょう。
家屋を取り壊すなら停止希望日の2営業日以降を選ぶ
実家の解体や建て替えで電気を止める場合、Web申込の入力画面では、家屋の取り壊し予定日を停止希望日の2営業日以降で選ぶよう求められています。
取り壊しの前に電気の供給を確実に止めておかないと、解体作業中の感電事故などにつながるおそれがあります。停止の作業が終わってから取り壊しに入れるよう、日程に余裕を持たせているのです。
解体業者と工事日を決めたら、その2営業日以上前を停止希望日にして申し込みましょう。たとえば月曜に解体が始まるなら、停止希望日は前の週の木曜以前にする計算になります。
見落としがちなのは、解体前の片付け作業で電気が必要になることです。照明や掃除機を使う予定があるなら、片付けを終える日と解体日の両方を見ながら停止日を決めましょう。電気以外にネットやテレビの回線を引いている場合は、そちらの撤去手続きも忘れずに。

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新居の電気を同時に申し込むと手間が1回で済む
中部電力ミライズの引越しページでは、使用停止と使用開始を同時に手続きする「引越しお手続き」が用意されています。旧居を止めて新居で使い始める手続きを1回で済ませられます。
旧居と新居の手続きを別々にすると、それぞれでお客さま番号や住所を伝える必要があり、二度手間になります。同時手続きなら、旧居の情報を入力したあと、続けて新居の情報を入力する流れです。
カテエネの引越しガイドでは、旧居の手続きに必要な情報として、新居の住所、支払方法、使用停止希望日時が挙げられています。新居の住所は部屋番号まで確定してから申し込みましょう。
注意点は、新居が中部エリア外の場合や、新居で別の電力会社を使う予定の場合です。その場合は旧居の使用停止だけを申し込み、新居の電気は新しい契約先に別途申し込む必要があります。
ガスも中部電力ミライズなら別の電話が必要
中部電力ミライズでは都市ガスも販売しています。電気とガスをセットで契約している方は、電気の手続きだけで安心しないよう注意しましょう。
ガスの使用停止は0120-907-667への電話のみ
ガスの使用停止は、公式の引越しページで「ガスのご使用停止は電話でのみ受け付けております」と案内されています。番号は0120-907-667で、受付時間は9時〜19時(月曜日〜金曜日)、9時〜17時(土曜日)です。
ガスは閉栓(ガス栓を閉めて供給を止めること)の作業が伴うため、電気とは別の窓口で受け付けていると考えられます。電気の番号(0120-921-691)にかけても、ガスの手続きは別の窓口になります。
電気とガスを両方止めるなら、2本の電話をかけるつもりで準備しましょう。ガスのお客さま番号も13桁なので、ガスの検針票も一緒に用意しておくと迷いません。
よくあるのが、電気の電話で「ガスもお願いします」と伝えて、ガスも手続きが済んだと思い込んでしまうケースです。電話を切る前に、ガスの手続きがどうなるかを必ず確認しておきましょう。
ガスの電話は日曜・祝日の受付時間が公式に載っていない
公式ページに掲載されているガスの受付時間は、月曜日〜金曜日と土曜日の2つだけです。日曜・祝日の受付時間は記載されていません。
電気の窓口は日曜・祝日も9時〜17時に受け付けていますが、ガスの窓口は案内の書き方が異なります。電気と同じ感覚で日曜にガスの電話をかけると、つながらない可能性があります。
ガスの停止を申し込むなら、平日か土曜にかけるのが確実です。土曜は17時までなので、午前中にかけておくと安心です。
注意したいのは、引越し前の週末にまとめて電話しようとする予定の立て方です。電気は日曜でも電話できますが、ガスは土曜までに済ませておく、と順番を決めておきましょう。
ガスの停止は原則立会い不要、屋内メーターは例外
ガスの使用停止は、原則として立会いが不要です。ただし、ガスメーターが屋内などに設置されていて作業員だけで立ち入れない場合は、立会いが必要になると公式ページで案内されています。
屋外にメーターがあれば、作業員が外から閉栓作業をできます。一方、メーターが室内や施錠された場所にあると、作業員が入れないため、住人が鍵を開けて立ち会う必要があるのです。
電話で申し込むとき、メーターの位置を聞かれたら正確に答えましょう。わからない場合は、玄関まわりのメーターボックスや建物の外壁を確認しておくとスムーズです。
見落としがちなのが、オートロックのマンションや門扉に鍵がかかる戸建てです。メーター自体は屋外でも、作業員が敷地に入れない場合は立会いが必要になることがあります。気になる点は電話のときに確認しておきましょう。
解約後の精算と「料金返還」のお知らせはどうなる?
電気を止めたあとに気になるのが、最後の請求と、最近発表された料金の返還です。解約したからといって関係がなくなるわけではありません。
最終月の料金は申し込んだ支払い方法で精算される
停止日までに使った電気の料金は、申込時に選んだ最終月の支払い方法で精算されます。Web申込でも電話でも、最終月の支払い方法を必ず聞かれるのはこのためです。
電気料金は使った量に応じて後から請求される「後払い」の仕組みです。そのため、使用停止日を過ぎてから最終月の請求が届くことになります。
口座振替やクレジットカード払いのままにした場合は、その口座やカードから引き落とされます。振込用紙での支払いを選んだ場合は、申込時に伝えた移転先の住所に請求書が届きます。
注意点は、引越し後に郵便物の転送届を出していないケースです。移転先の住所を伝えていても、記入ミスなどで届かないことがあります。郵便局の転送届も合わせて出しておくと安心です。
規制料金の契約者には過去分の返還が発表されている
中部電力ミライズは、特定小売供給約款の原価算定に誤りがあったとして、規制料金の契約者への料金返還を公式プレスリリースで発表しています。
対象は、2024年4月1日から2026年10月31日までの間に、従量電灯A・B・C、定額電灯、低圧電力、農事用電力などの対象契約種別を契約している、または契約していた顧客です。規制料金とは、国の認可を受けて決められている昔ながらの料金メニューのことです。
現在も契約中の顧客には、準備が整った人から、2026年12月分以降の電気料金から差し引く方法(料金への充当)で順次返還すると案内されています。自分の契約種別は、検針票の「ご契約種別」の欄で確認できます。
気をつけたいのは、この返還を名目にした不審な電話やメールです。公式発表では料金からの差し引きが案内されているので、口座番号や暗証番号を電話で聞き出そうとする連絡には応じないようにしましょう。
| 対象期間 | 2024年4月1日〜2026年10月31日 |
| 主な対象契約 | 定額電灯、従量電灯A・B・C、低圧電力、農事用電力など |
| 現在契約中の人 | 2026年12月分以降の電気料金から差し引き(順次) |
| すでに廃止した人 | 対象者の特定と返還方法を検討中(追って案内) |
| 原因 | 特定小売供給約款の原価算定の誤り |
すでに解約した人の返還方法はまだ決まっていない
すでに契約を廃止した顧客の返還方法については、公式プレスリリースで「対象となるお客さまの特定や返還方法の検討を進めております」とされており、具体的な方法は取りまとめ次第改めて知らせるとされています。
解約済みの人は料金からの差し引きができないため、別の返還方法を用意する必要があるからです。現時点では、振込なのか別の方法なのかは決まっていません。
これから解約する人にできることは、移転先の住所と連絡先を正確に伝えておくことです。返還の案内が届く可能性を考えると、申込時の連絡先は長く使う電話番号やメールアドレスにしておくと安心です。また、最後の検針票は捨てずに保管しておきましょう。
注意したいのは、「返還を受けるために今すぐ手続きが必要」とうたう連絡です。公式は方法を検討中としているので、最新情報は中部電力ミライズの公式サイトのお知らせで確認するのが確実です。
状況別のおすすめの申込方法
ここまでの内容を、読者のタイプ別に整理しておきます。自分に近いケースを選んでください。
平日に退去する一人暮らしの方は、Webでの申込が手軽です。会員登録なしで申し込めるので、昼休みにスマホで入力できます。ガスも中部電力ミライズなら、平日のうちに0120-907-667に電話しておきましょう。
日曜・祝日に退去する家族世帯の方は、電気は0120-921-691への電話一択です。ガスの窓口は土曜までの案内なので、電気より先にガスの電話を済ませる順番がおすすめです。
実家を空き家にする・解体する方は、名義人と申込者が違うことが多いため、電話で事情を説明するほうが話が早く進みます。解体日の2営業日以上前を停止希望日にすることを忘れずに。止まった電気が復旧しないトラブルが起きたときの切り分けは、次の記事が参考になります。

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中部電力の解約電話で迷わないための要点
まずは手元の「電気ご使用量のお知らせ」を1枚探し、13桁のお客さま番号をスマホのメモに控えるところから始めましょう。番号さえあれば、電話でもWebでも手続きは数分の聞き取りで進みます。
※番号・受付時間・返還の内容は2026年10月時点の公式ページに基づきます。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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