引っ越しが決まって、「今使っているJ:COMって、新しい家でもそのまま使えるのかな?」と気になっていませんか。せっかく設定に慣れたインターネットやテレビ、できれば引っ越し先でも継続して使いたいですよね。でも手続きの方法がわからなかったり、「また工事費がかかるの?」と不安に感じたりする方も多いはずです。
結論からお伝えすると、J:COMは引っ越し先が提供エリア内であれば、転居のお手続き(移転手続き)をすることで継続して利用できます。しかも継続利用の場合、基本工事費やテレビ・パソコンの設定費が実質0円になる特典が用意されているため、新規で申し込むよりも初期費用を抑えられるケースが多いのが特徴です。
この記事では、隣に座って一緒に画面を見ながら教えるつもりで、J:COMの引っ越し継続手続きの流れを4ステップで解説します。かかる費用、連絡するタイミング、継続と乗り換えの損得比較、エリア外だったときの対処法、やりがちな失敗まで、迷わず動けるように順番に見ていきましょう。
・J:COMを引っ越し先で継続する手続きの4ステップと全体の流れ
・工事費が実質0円になる条件と、料金が変わってしまうケース
・継続・乗り換え・解約はどれが得か、状況別の選び方
・エリア外だったときの対処法と、手続きでやりがちな失敗
引っ越しが決まったらまず確認|J:COMは新居でも継続して使える

引っ越しでまず頭に入れておきたいのは、「J:COMは基本的に解約せず、住所を変える手続き(移転)で継続できる」という前提です。ここを知らずに一度解約して新規で申し込むと、手続きや費用で損をすることがあります。全体像を先につかんでおきましょう。
継続とは「解約せずに住所を移す」手続きのこと
J:COMの引っ越し継続とは、今の契約を解約せずに、設備を引っ越し先へ移設して同じ契約を続けることを指します。契約番号やメールアドレスはそのまま引き継げるので、登録の変更やアドレスの通知といった面倒な作業が発生しません。仕組みとしては、現在の住まいで使っている宅内の配線・機器をいったん撤去し、引っ越し先で新たに配線と設置工事を行うイメージです。手続きの入口は、J:COM公式サイトの「転居のお手続き」ページ、またはカスタマーセンターへの電話になります。注意点として、継続はあくまで「引っ越し先がJ:COMの提供エリア内であること」が条件です。エリア外だと継続そのものができず、解約扱いになる点は最初に押さえておきましょう。
継続すると得られる4つのメリット
継続を選ぶと、主に4つの利点があります。第一に、J:COM利用中の方が継続する場合、基本工事費とテレビ・パソコンの設定費が実質0円になる特典が用意されています。第二に、メールアドレスや契約内容がそのまま引き継げるので、各種登録のやり直しが不要です。第三に、機種によっては録画した番組を引っ越し先でも視聴できます。第四に、アンテナの設置工事が要らないため、屋根やベランダの工事で悩む必要がありません。手続きの具体的な確認方法は、J:COMの「引越し時の光回線手続きガイド」でも案内されています。ただし、特典には対象プランや契約期間などの条件が付くため、申し込み時に「自分の契約が特典対象か」を必ず確認してください。条件を満たさないと工事費が発生することもあります。
継続できない・向かないのはこんなケース
継続が万能というわけではありません。まず、引っ越し先がJ:COMの提供エリア外だと、そもそも継続できず解約になります。次に、戸建てからマンション(またはその逆)へ移る場合、建物のタイプが変わることで契約プランや料金が変わることがあります。「同じ料金のまま」と思い込まず、移転申し込みの段階で新住所での料金を確認しましょう。また、割引特典を受けるために一定期間の継続利用が条件になっているケースでは、引っ越し後すぐに解約すると契約解除料が発生する可能性があります。速度重視で他社の光回線に変えたい方や、大幅なキャッシュバックを狙いたい方は、継続よりも乗り換えが向いていることもあります。自分の優先順位(手間・費用・速度)を先に決めておくと判断がぶれません。
J:COMの引っ越し継続手続きは4ステップ|申し込みから開通まで
ここからは実際の手続きの流れを見ていきます。J:COMの引っ越し継続は、大きく4つのステップで進みます。全体像を先に把握しておくと、どのタイミングで何を準備すればよいかがはっきりします。
- Step1: 公式サイトの「転居のお手続き」または電話で移転を申し込む(引っ越し先住所・住居タイプ・移転予定日を伝える)
- Step2: J:COMから連絡が来て、撤去工事と開通工事の日程を調整する
- Step3: 現住所で撤去工事、引っ越し先で開通工事を実施(立ち会いが必要)
- Step4: ルーター・チューナーの初期設定を行い、利用を再開する
Step1:Webまたは電話で移転を申し込む
最初のステップは移転の申し込みです。J:COM公式サイトの「転居のお手続き(転居先がお決まりの方)」ページで郵便番号を入力すると、引っ越し先で利用できるサービスやエリアを確認できます。ここで伝える情報は、引っ越し先の住所、住居タイプ(戸建て・マンション)、移転予定日の3点が基本です。手順としては、公式サイト > お引越し > 転居のお手続き、と進むか、契約者向けのマイページからも申し込めます。電話で進めたい場合はカスタマーセンターに連絡します。注意点は、引っ越し先の正確な住所と入居可能日がわからないと申し込みが進めにくいことです。賃貸物件の場合は、契約前でも「この住所でJ:COMが使えるか」だけは郵便番号で確認できるので、内見の段階でチェックしておくと安心です。エリア確認を後回しにすると、直前で使えないと判明して慌てる原因になります。
Step2:撤去工事と開通工事の日程を調整する
申し込みが終わると、J:COMから工事日程の調整連絡が入ります。継続の場合、現住所での「撤去工事」と、引っ越し先での「開通工事」の2つが必要になることが一般的です。日程は電話で決めていくので、引っ越し当日のスケジュールと重ならないよう、余裕を持った日を選びましょう。理想は、旧居の撤去工事は引っ越し当日か前日、新居の開通工事は入居後すぐの日程です。ここで気をつけたいのが繁忙期の混雑です。2月から4月は引っ越しが集中し、希望日に工事が取れないことがあります。J:COM公式でも準備は引っ越しの1カ月前が目安とされ、繁忙期は2カ月前からの連絡が推奨されています。工事日が埋まってしまうと、新居でネットが使えない空白期間が生まれてしまうため、日程調整は最優先で動くのが賢明です。
Step3:工事を実施し設備を移設する
調整した日程で、実際の工事が行われます。撤去工事では、現住所の宅内に引き込まれたケーブルや設置機器を取り外します。賃貸物件の場合、原状回復の観点から撤去が必要になることが多く、事前に大家さんや管理会社へ確認しておくとトラブルを防げます。引っ越し先の開通工事では、建物内への配線引き込みや宅内機器の設置を行います。どちらの工事も原則として立ち会いが必要なので、当日は在宅できる日を選んでください。マンションの場合は共用部の設備状況によって工事内容が変わることがあり、管理規約で工事に制限があるケースもあります。よくある見落としは、工事に立ち会える人を確保していなかったために日程を再調整するはめになるパターンです。仕事の都合がつきにくい方は、申し込み時に「土日の工事は可能か」を確認しておくとスムーズです。
Step4:初期設定をして利用を再開する
開通工事が終わったら、最後は機器の初期設定です。インターネットなら、ルーター(Wi-Fiの電波を飛ばす機器)の電源を入れ、SSID(Wi-Fiの名前)とパスワードを使ってスマホやパソコンを接続します。設定手順は、スマホの 設定 > Wi-Fi > 対象のSSIDを選択 > パスワード入力、という流れが基本です。テレビは、チューナーの電源を入れてチャンネル設定(地域設定)を行えば視聴できるようになります。ここで速度について一点補足すると、J:COMのインターネットはベストエフォート型(回線の混雑状況などで実際の速度が変動する仕組み)です。引っ越し直後に「前より遅い気がする」と感じても、建物や時間帯の影響であることが多いため、まずはルーターの再起動や有線接続で確認してみましょう。設定でつまずきやすいのは、旧居で使っていたパスワードのメモを紛失しているケースです。移転前に機器のラベルや設定内容を控えておくと安心です。
継続にかかる費用は?工事費が実質0円になる条件

引っ越しで一番気になるのが「結局いくらかかるの?」という点ですよね。J:COMの継続では、条件を満たせば工事費や設定費が実質0円になる特典があります。ここで費用の内訳と、0円にならないケースを整理しておきましょう。
| 基本工事費 | 特典適用で実質0円 |
| テレビ・パソコン設定費 | 特典適用で実質0円 |
| 撤去費用(集合住宅) | 4,950円が無料に |
| 撤去費用(戸建て) | 10,780円が無料に |
| 開通までの目安 | 最短4日(契約内容・混雑状況による) |
※出典:J:COM公式「お引越し時のご案内」。特典は改定される場合があるため最新条件は公式でご確認ください。
継続なら基本工事費・設定費が実質0円になる
J:COMを利用中の方が引っ越し先で継続する場合、基本工事費とテレビ・パソコンの設定費が実質0円になる特典が用意されています。集合住宅で4,950円、戸建てで10,780円かかる撤去費用も無料になります。理由は、J:COMが継続利用者向けにお引越しサポートを用意しており、既存契約を続けてもらうことを後押ししているためです。新規で他社に申し込むと工事費が数千円から数万円かかることを考えると、この特典は継続の大きな魅力です。手続きの流れとしては、移転申し込みの際に特典が自動的に案内されることが多いですが、念のため「基本工事費は0円になりますか」と口頭で確認しておくと確実です。注意点は、この特典には対象プランや契約条件があること。すべてのケースで無条件に0円になるわけではないため、自分の契約が対象かどうかを申し込み時に確認しましょう。
月額割引やキャッシュバックが受けられる場合もある
引っ越しのタイミングでプランを見直すと、月額割引やキャッシュバックの対象になることがあります。J:COMのお引越し特典では、J:COM NET 1Gと対象のテレビパックなどを組み合わせた条件で、月額利用料が12カ月間、最大2,200円割引になるケースが案内されています。集合住宅なら総額26,400円、戸建てなら33,000円ほどお得になる計算です。さらに、2年契約の対象プランではキャッシュバック(集合住宅30,000円・戸建て40,000円程度)が用意されていることもあります。ただし、これらの特典金額や条件は改定が頻繁なため、必ず申し込み時点の最新情報を確認してください。仕組みとしては「一定期間の継続利用」を条件にした割引が中心なので、短期間で解約すると特典分を返金する必要が出る場合があります。特典に飛びつく前に、その家に何年住む予定かを一度考えておくと失敗しません。
建物タイプが変わると月額料金も変わる
見落としやすいのが、引っ越しで建物タイプが変わると月額料金も変わる点です。戸建てからマンションへ、あるいはマンションから戸建てへ移ると、同じサービス名でも料金体系が異なることがあります。マンションでは建物一括で導入されている設備を使う場合があり、その場合は個別契約より安くなることもあれば、逆に選べるプランが限られることもあります。手順としては、移転申し込みのときに「引っ越し先の住所での月額料金」を必ず提示してもらいましょう。公式サイトの転居手続きページで郵便番号を入れると、その住所で使えるサービスが確認できます。よくある失敗は、「継続だから料金は同じはず」と思い込み、請求額を見て初めて上がっていたことに気づくパターンです。継続は契約を引き継ぐ手続きであって、料金まで固定される保証ではないと理解しておきましょう。
工事費0円や月額割引の特典は、多くが「一定期間の継続利用」を条件にしています。引っ越し後すぐに解約すると、契約解除料や特典分の返金が発生することがあります。解除料の金額はプランや時期で幅があるため、マイページで自分の契約内容を確認してから判断しましょう。
いつ連絡する?引っ越し1カ月前から始める手続きスケジュール
手続きの内容がわかっても、「いつ動き出せばいいの?」がわからないと結局後回しになりがちです。ここでは、引っ越しの何日前に何をすればいいか、時系列で整理します。空白期間を作らないことが最大のゴールです。
基本は引っ越しの1カ月前に連絡する
J:COM公式でも、引っ越し準備は1カ月前を目安に始めることが推奨されています。理由は、移転申し込みから工事日程の調整、撤去・開通工事まで、いくつかの工程を挟むためです。1カ月あれば、希望に近い工事日を選べる余裕が生まれます。手順としては、まず引っ越し先が決まった段階でエリア確認を行い、次に移転を申し込み、その後に工事日を調整、という順番で進めます。逆に、直前になってから連絡すると、希望日に工事枠が空いておらず、新居で数日から数週間ネットが使えないという事態になりかねません。特に在宅ワークの方や、テレビを毎日見る方にとって、ネット・テレビが使えない空白期間はストレスになります。引っ越し日が決まったら、荷造りと同じくらい早いタイミングで通信の手続きに着手するのが安心です。
2〜4月の繁忙期は2カ月前から動く
引っ越しシーズンである2月から4月は、工事の予約が取りにくくなります。新生活で移動する人が集中し、工事スタッフのスケジュールが埋まりやすいためです。この時期に引っ越す場合は、通常より前倒しして2カ月前から連絡を始めるのが安全策です。具体的には、進学や転勤で3月末や4月初旬に引っ越すことが決まっているなら、1月から2月には移転申し込みを済ませておくイメージです。よくある失敗が、「まだ先だから」と後回しにして、いざ連絡したら希望週の工事枠が全部埋まっていたというケースです。実際、繁忙期は開通まで数週間待つこともあります。逆に言えば、閑散期(夏や冬)の引っ越しなら比較的スムーズに日程が取れます。引っ越し時期がずらせるなら、繁忙期を避けるのも一つの手です。
引っ越し当日にネットが使えるようにする段取り
理想は、引っ越し当日または翌日から新居でネットが使える状態です。そのためには、旧居の撤去工事と新居の開通工事の日程をうまく組む必要があります。段取りとしては、旧居の撤去は引っ越し当日か直前、新居の開通は入居後できるだけ早い日、という配置にします。J:COM公式によれば継続の開通は最短4日とされていますが、これは契約内容や混雑状況によって変わるため、余裕を見て計画しましょう。もし工事までに数日空いてしまう場合は、スマホのテザリング(スマホの通信を一時的にパソコン等で使う機能)やポケット型Wi-Fiで一時的にしのぐ方法があります。見落としがちなのは、新居の鍵の引き渡し日と工事日の整合です。まだ入居できない日に開通工事は組めないので、鍵の受け取り日を確認してから工事日を決めましょう。
継続・乗り換え・解約はどれが正解?状況別の選び方
引っ越しは、通信環境を見直す絶好のタイミングでもあります。「そのまま継続」が一番ラクですが、人によっては乗り換えや解約のほうが得なこともあります。ここでは3つの選択肢を公平に比較し、状況別の選び方を提案します。
| 比較項目 | 継続(移転) | 乗り換え | 解約のみ |
|---|---|---|---|
| 手間 | 少ない | 多い | 少ない |
| 初期費用 | 特典で実質0円になりやすい | 新規特典次第 | 解約料の有無を要確認 |
| キャッシュバック | お引越し特典あり | 大きい場合がある | なし |
| 向いている人 | 手間を減らしたい人 | 速度・特典を重視する人 | 通信を減らす人 |
※ジェイコムまるわかりガイド調べ(2026年7月時点の一般的な傾向を整理したもの)。
手間をかけたくないなら「継続」が有力
とにかく手続きの手間を減らしたい方には、継続が最も有力な選択肢です。理由は、契約番号やメールアドレスをそのまま引き継げ、新しい会社を探したり解約と新規申し込みを二重にこなしたりする必要がないからです。しかも継続なら基本工事費が実質0円になる特典があるため、金銭面でも不利になりにくいのが利点です。手順も、移転を申し込んで工事日を調整するだけとシンプルです。特に、仕事や育児で忙しく、引っ越し準備に時間を割けない方には継続が向いています。注意点は、継続でも引っ越し先の建物タイプによって料金が変わる可能性があること、そして提供エリア内であることが前提だという2点です。この2つさえクリアできれば、継続はもっとも失敗の少ない選択と言えます。まずは自分の引っ越し先がエリア内かを確認するところから始めましょう。
解約を選ぶ場合や、短期での解約が心配な方は、違約金の仕組みを先に知っておくと安心です。

2022年7月以降に契約した人の違約金はいくら? 2022年7月1日以降にJ:COMを契約した方の違約金は、おおむね1,100円〜4,400円程度(税込)です。…
実は乗り換えのほうが得なケースもある
意外と知られていないのですが、引っ越しを機に他社へ乗り換えたほうがトータルで得になるケースもあります。というのも、新規契約向けのキャンペーンには高額なキャッシュバックや工事費無料が付くことがあり、その特典額が継続のメリットを上回る場合があるからです。特に、引っ越し先で光回線を新設できる戸建てや、速度をもっと重視したい方は、乗り換えを検討する価値があります。乗り換えの手順は、新しい回線を申し込み、開通のめどが立ってから現在のJ:COMを解約する、という順番が基本です。順番を逆にすると空白期間ができるので注意しましょう。ただし、乗り換えには解約料や撤去費、新規工事費といった費用が絡むため、キャッシュバック額と差し引きして本当に得かを計算することが大切です。手間を惜しまず比較できる方にとっては、乗り換えは有力な選択肢になります。
乗り換え先を光回線にする場合、事業者変更や新規契約の手続き番号が必要になることがあります。手続きの流れはこちらで確認できます。

「乗り換え先の申し込み画面で、事業者変更承諾番号を入力してくださいって出てきたけど、これって何?どこでもらうの?」——光回線を乗り換えようとしたとき、この見慣れ…
状況別のおすすめ:単身・家族・マンション・戸建て
最後に、暮らし方別の目安をまとめます。単身で通信量が少なく、手続きを最小限にしたい方は「継続」がラクです。家族が多くて動画配信やゲームをよく使うヘビーユーザーは、速度と特典を天秤にかけて「継続か乗り換え」を検討しましょう。マンションに引っ越す方は、建物にJ:COMがすでに導入済みかで手続きが変わるため、まずエリアと設備状況の確認が先決です。戸建てに移る方は、光回線を含めた選択肢が広がるので、継続と乗り換えをじっくり比較する余地があります。逆に、引っ越し先が実家やしばらく短期滞在の予定で通信をあまり使わないなら、いったん解約する判断もありです。判断軸は「手間・費用・速度」の3つ。自分がどれを一番重視するかを決めれば、3つの選択肢のどれが正解かは自然と絞れてきます。
引っ越し先がエリア外だったら?継続できないときの手続き
継続したくても、引っ越し先がJ:COMの提供エリア外だと継続できません。ここでは、エリア外だったときにどう動けばいいか、手続きの流れと代替案を整理します。落ち着いて順番に進めれば大丈夫です。
まずは公式のエリア確認で使えるか調べる
エリア外かどうかは、思い込みで判断せず必ず公式で確認します。J:COMの転居手続きページ(公式サイト > お引越し > 転居のお手続き)で、引っ越し先の郵便番号を入力すると、その住所で利用できるサービスが表示されます。J:COMはケーブルテレビ網を使うサービスのため、対応エリアは地域によって差があります。同じ市内でも建物によって使える・使えないが分かれることもあるので、番地レベルまで確認できるとより確実です。手順として、賃貸を検討している段階でこの確認をしておくと、入居後に「使えなかった」と慌てずに済みます。よくある勘違いは、「今の家で使えているから引っ越し先でも当然使える」というものです。エリアは住所ごとに異なるため、必ず新住所で確認し直しましょう。確認して使えるとわかれば、そのまま継続手続きに進めます。
エリア外なら解約と撤去工事の手続きに進む
確認の結果エリア外だった場合は、継続ではなく解約の手続きになります。流れとしては、まずJ:COMに引っ越しの連絡を入れ、解約の意思を伝えます。次に、現住所での撤去工事の日程を調整します。賃貸物件では原状回復のために撤去が必要なことが多いため、引っ越し日までに撤去工事を終えられるよう早めに連絡しましょう。あわせて、レンタル機器(チューナーやモデム、ルーターなど)の返却方法も確認します。返却が遅れると追加費用が請求される場合があるため、指定された方法・期限を守ることが大切です。ここで注意したいのが契約解除料です。契約期間の途中で解約すると解除料が発生する場合があり、金額はプランや契約時期で変わります。断定はできないので、マイページや電話で自分の契約内容を確認してから手続きを進めるのが安全です。
撤去工事の費用や、自分でできる範囲について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

J:COMを解約したいけれど、撤去工事って自分でできるの? 工事費をできるだけ抑えたい……そんな疑問を持っている方は少なくありません。結論からお伝えすると、引き…
引っ越し先で使える回線を新しく手配する
解約が決まったら、引っ越し先で使う新しい回線を手配します。選択肢としては、光回線(フレッツ光や光コラボ、独自回線など)、マンション備え付けのインターネット設備、ホームルーターやポケット型Wi-Fiなどがあります。戸建てなら光回線を新設できることが多く、マンションなら建物にどの設備が入っているかで選択肢が変わります。手順は、引っ越し先で使える回線を調べ、開通までの日数を確認し、入居日に合わせて申し込む、という流れです。ここでの注意点は、光回線の新規工事は開通まで数週間かかることがある点です。J:COMの解約と新回線の開通のあいだに空白期間ができないよう、新回線の申し込みは早めに動きましょう。どうしても間に合わないときは、ホームルーターなど工事不要ですぐ使える回線を一時的に使う手もあります。空白を作らない段取りが、引っ越し後の生活を快適にする鍵です。
継続手続きでやりがちな失敗と見落としがちな注意点
最後に、実際の手続きでつまずきやすいポイントをまとめます。事前に知っておくだけで防げる失敗ばかりなので、チェックリスト代わりに目を通しておいてください。ここを押さえれば、引っ越し後のトラブルをぐっと減らせます。
連絡が遅れて工事日が取れない失敗
もっとも多い失敗が、連絡を後回しにして希望日に工事が取れないパターンです。たとえば、3月末に引っ越すのに連絡が3月中旬になってしまい、繁忙期で工事枠が埋まっていて、新居でネットが使えるのが4月中旬になってしまった、というケースです。原因は、通信の手続きを「引っ越し作業の後回し」にしてしまうことにあります。対策はシンプルで、引っ越し日が決まった時点で、荷造りより先に移転申し込みを済ませることです。目安は1カ月前、繁忙期なら2カ月前が安全ラインです。工事日は早く動くほど選択肢が増えます。もし空白期間ができてしまいそうなら、スマホのテザリングやホームルーターで一時的にしのぐ準備もしておきましょう。「まだ先だから大丈夫」という油断が、いちばんの敵だと覚えておいてください。
エリア確認をせず申し込んでしまう失敗
もう一つ多いのが、エリア確認をせずに継続できると思い込み、あとからエリア外だと判明する失敗です。「今の家で問題なく使えているから」と安心して物件を決めたら、新住所がJ:COMの提供エリア外で、結局解約して別の回線を探すことになった、という状況が起こり得ます。原因は、対応エリアが住所ごとに異なるという仕組みを知らないことです。対策は、物件を決める前、あるいは移転申し込みの前に、必ず公式の転居手続きページで郵便番号を入力してエリアを確認することです。手順としては、公式サイト > お引越し > 転居のお手続き、で郵便番号を入れるだけです。賃貸なら内見のタイミングで確認しておくと、通信環境を条件に物件を選べます。エリア確認は数分で終わる作業なので、面倒がらずに最初に済ませておくのが賢い進め方です。
賃貸の撤去・機器返却でつまずく注意点
賃貸物件ならではの注意点として、撤去工事の大家確認と機器の返却があります。まず撤去工事は、原状回復の観点から必要になることが多く、勝手に進めず管理会社や大家さんに一言確認しておくとトラブルを防げます。次に、レンタルしている機器(チューナー、モデム、ルーターなど)は、継続の場合はそのまま新居へ移設しますが、解約になる場合は返却が必要です。返却が遅れたり紛失したりすると、機器代金を請求されることがあります。対策として、契約時に渡された書類や、機器に貼られたラベルを引っ越し前に確認し、どの機器がレンタル品かを把握しておきましょう。手順は、移転・解約の連絡時に「返却が必要な機器はどれか」「返却方法と期限はいつか」を確認することです。引っ越しの荷物に紛れて機器を段ボールの奥にしまい込み、返却期限に間に合わなくなるのはありがちな失敗なので、返却品は別にまとめておくと安心です。
まとめ|J:COMの引っ越し継続手続きで押さえる要点
J:COMの引っ越しは、「解約して新規契約」ではなく「継続(移転)」が基本の選択肢です。継続なら契約番号やメールアドレスをそのまま引き継げ、基本工事費や設定費が実質0円になる特典もあるため、手間と費用の両面で有利になりやすいのが特徴です。ただし、継続には引っ越し先がJ:COMの提供エリア内であることが前提で、建物タイプが変わると料金が変わる点には注意が必要です。
手続きは、移転の申し込み→工事日程の調整→撤去・開通工事→初期設定、という4ステップで進みます。最大のコツは、とにかく早めに連絡すること。1カ月前、繁忙期の2〜4月なら2カ月前から動けば、希望日に工事を入れやすく、新居でネットが使えない空白期間も防げます。もし引っ越し先がエリア外だったら、あわてず解約と撤去の手続きに切り替え、新しい回線を早めに手配しましょう。
継続・乗り換え・解約のどれが正解かは、「手間・費用・速度」のどれを重視するかで決まります。まずは公式サイトの転居手続きページで、引っ越し先の郵便番号を入れてエリアを確認するところから始めてみてください。そこがすべての手続きのスタート地点です。なお、通信速度はベストエフォート型で環境により変動し、料金や特典の条件も改定されることがあるため、最新の情報はJ:COM公式サイトでご確認ください。

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