「結婚して名字が変わったのに、J:COMの契約は旧姓のまま」「親が契約していたJ:COMを、亡くなったあと自分の名義に引き継ぎたい」——こうした場面で必要になるのが名義変更です。ただ、いざ手続きしようとすると「何を用意すればいいの?」「お金はかかる?」「引っ越しとは違うの?」と、次々に疑問がわいてくるものですよね。
結論からお伝えすると、J:COMの名義変更は「改姓」「二親等以内の同居家族への引継ぎ」「相続(契約者の逝去)」「個人から法人契約への変更」の4パターンに整理でき、多くはMyPage(マイページ)からオンラインで申し込めます。ただし「同じ住所であること」「請求などの権利義務をまるごと引き継ぐこと」という前提条件があり、ここを外すと手続きが進みません。
この記事では、あなたのケースがどのパターンに当てはまるのか、必要書類は何か、MyPageでの具体的な進め方、そして引っ越しや解約との違いまで、隣で一緒に画面を見ながら教えるつもりで丁寧に解説します。読み終えるころには「自分は何を用意して、どこをタップすればいいか」がはっきりわかるはずです。
・J:COMの名義変更が使える4つのパターンと、自分がどれに当てはまるかの見分け方
・手続き前に必ず満たすべき2つの条件(住所・債権債務の承継)
・MyPageと郵送での具体的な申込手順と、完了までの目安期間
・パターン別の必要書類チェックリストと、引っ越し・解約との決定的な違い
J:COMの名義変更とは?できること・できないことを最初に整理

名義変更という言葉は聞き慣れていても、「実際に何がどう変わるのか」まで把握している人は多くありません。まずはJ:COMの名義変更の全体像を、できること・できないことの両面から整理しておきましょう。ここを押さえておくと、後の手続きで迷いにくくなります。
名義変更=「契約者の名前」を別の人に引き継ぐこと
J:COMの名義変更とは、テレビ・ネット・電話などのサービス契約はそのままに、契約者(お金を払う人・責任を持つ人)の名前を別の人に切り替える手続きです。回線や機器を新しく引き直すわけではないので、工事や機器の入れ替えは基本的に発生しません。仕組みとしては、J:COM側の顧客データベースにある「契約者情報」を書き換えるイメージです。たとえば結婚で名字が変わった場合、契約内容や料金プランは一切変えずに、名前の表記だけを新しいものに更新します。ここが「解約して契約し直す」のとの大きな違いで、これまでの契約年数やサービスを引き継いだまま名前だけを変えられるのが名義変更の利点です。ただし後述するとおり、誰の名前にでも自由に変えられるわけではない点には注意が必要です。
名義変更できるのは大きく4つのパターン
J:COM公式サポートによると、個人名義の契約で名義変更が認められるのは次の4パターンです。①改姓(結婚・離婚などで名字が変わったとき)、②二親等以内の同居家族への引継ぎ、③相続(契約者が亡くなったとき)、④個人契約から法人契約への変更(個人と法人代表者の氏名が同じ場合)。逆に言えば、この4つのどれかに当てはまらない名義変更は、標準の手続きでは受け付けてもらえません。たとえば「友人に契約ごと譲りたい」「同居していない親戚に名義を移したい」といったケースは対象外です。自分のケースがどのパターンに当たるかを最初に確定させることが、スムーズな手続きの第一歩になります。改姓・相続・二親等以内の同居家族以外の名義変更を希望する場合は、カスタマーセンター(0120-999-000)への相談が必要になります。
「引っ越し」や「第三者への譲渡」は名義変更ではできない
ここが一番の勘違いポイントです。名義変更はあくまで「同じ住所のまま、名前を引き継ぐ」手続きなので、引っ越しで住所が変わる場合は名義変更では対応できません。転居先でJ:COMを使いたいときは、原則として現住所での解約(または移設)と新住所での新規申込という扱いになります。また、同居していない第三者への譲渡も標準対象外です。「名前を変えるだけだから簡単だろう」と思って進めると、条件に合わず途中で止まってしまうことがあります。自分がやりたいのは本当に名義変更なのか、それとも引っ越し(住所変更)なのかを、手続き前にはっきりさせておきましょう。判断に迷うときは、下の条件をチェックしてみてください。
・引っ越しで住所が変わる → 解約+新規申込(または移設)の扱い
・同居していない友人・親戚へ譲る → 標準の名義変更対象外
これらを名義変更として申し込むと、条件に合わず手続きが進みません。まずは「同じ住所か」「二親等以内か」を確認しましょう。
結婚・離婚・家族の引継ぎ・相続——自分はどのパターン?
名義変更は4パターンあるとお伝えしましたが、それぞれ条件や必要書類が微妙に異なります。ここでは代表的な4つのケースについて、どんな人が対象で、何に気をつければいいのかを具体的に見ていきましょう。自分の状況に一番近いものから読んでいただいて構いません。
結婚・離婚で名字が変わった(改姓)
最も多いのが、結婚や離婚による改姓です。契約者本人はそのままで、名字だけが変わるケースなので、比較的シンプルに手続きできます。仕組みとしては「同一人物の名前の表記変更」なので、債権債務の承継といった複雑な話は基本的に発生しません。手続きはMyPageから進められ、改姓の事実がわかる書類(新しい姓が記載された本人確認書類など)を用意します。注意点としては、名義変更が完了しても、クレジットカードや口座の名義が旧姓のままだと支払い方法の変更が別途必要になる場合があること。改姓のタイミングで銀行口座やカードも新姓に切り替えているなら、あわせて支払い情報も見直しておくと安心です。手続きを後回しにすると、書類の姓と契約の姓が食い違って本人確認に手間取ることがあるので、名字が変わったら早めに動くのがおすすめです。
二親等以内の同居家族に引き継ぐ
「親が契約者だけれど、これからは自分(子)が支払っていく」といったケースがこれに当たります。対象は二親等以内の同居家族で、たとえば親子・祖父母と孫・兄弟姉妹などが含まれます。ポイントは「二親等以内」かつ「同居している(契約先住所が同じ)」の両方を満たすことです。手続きでは、新名義人の本人確認書類に加えて、続柄や同居が確認できる書類(住民票など)が求められる場合があります。よくある失敗は、別居している家族へ引き継ごうとしてしまうこと。同居が前提なので、すでに別の住所に住んでいる子どもの名義には、この枠組みでは変更できません。家族間だから簡単だろうと油断せず、「同じ住所に住んでいるか」を必ず確認してから申し込みましょう。判断に迷う場合はカスタマーセンター(0120-999-000)で相談できます。
契約者が亡くなった(相続)
契約者が逝去した場合は、相続による名義変更となります。残された家族が契約を引き継ぐ形で、故人の債権債務(未払い分の請求なども含む)をまるごと承継したうえで、新しい名義人に切り替えます。必要書類は他のパターンより多く、故人については死亡診断書(発行後3ヶ月以内)や戸籍謄本・除籍謄本・住民票・火葬許可証などが求められます。新名義人については本人確認書類が必要です。手続きはMyPageのほか、状況が複雑な場合はカスタマーセンター(0120-999-000)でも対応してもらえます。注意したいのは、故人名義のまま放置すると請求や連絡がスムーズにいかなくなること。悲しみのなかで書類を揃えるのは大変ですが、落ち着いたタイミングで早めに手を付けておくと、後々のトラブルを避けられます。詳しい必要書類は次の章でチェックリストにまとめます。
個人契約から法人契約へ変更する
個人事業主が法人成りした場合など、個人契約を法人契約へ切り替えたいケースもあります。J:COMではこのパターンにも対応していますが、条件があり「個人名義人と法人代表者の氏名が同じ場合」に限られます。つまり、まったく別の第三者が代表を務める法人へ勝手に移すことはできません。この手続きは書類要件が個人間の名義変更とは異なるため、まずはカスタマーセンター(0120-999-000)に問い合わせて、自分のケースで必要な書類と流れを確認するのが確実です。事業でJ:COMのネット回線を使っている方は、経費処理や請求書の宛名の関係で法人名義にしておきたい場面もあるでしょう。とはいえ要件が細かいので、思い立ったら自己判断で進めず、まず相談窓口に確認することをおすすめします。
手続きを始める前に必ず満たしておきたい2つの条件

どのパターンであっても、名義変更には共通の前提条件が2つあります。ここを満たしていないと、書類を揃えても手続きが受理されません。申し込む前に、必ずこの2つをクリアしているか確認しておきましょう。地味ですが、ここでつまずく人が意外と多いポイントです。
条件1:新名義人がすべての債権債務を引き継ぐこと
1つ目の条件は、新しい名義人が現名義人の「すべての債権債務」を承継することです。債権債務というと難しく聞こえますが、要は「これまでの請求・支払い・通信情報・購入履歴などを、丸ごと引き継ぎます」という約束のこと。たとえば未払いの料金が残っていれば、それも新名義人が引き受ける形になります。この仕組みがあるからこそ、J:COMは契約を途切れさせずに名前だけを付け替えられるわけです。注意点として、もし現名義人に未払いの料金がある場合、名義変更の前後で精算が必要になることがあります。「支払いが滞っている状態のまま名義だけ変えて逃げる」といったことはできない仕組みだと理解しておきましょう。引き継ぐ側は、現在の契約に未払いや割賦(機器の分割払い)が残っていないかを、事前に本人へ確認しておくとスムーズです。

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条件2:現名義人と新名義人の契約先住所が同じであること
2つ目の条件は、現名義人と新名義人の契約先住所が同一であることです。名義変更はあくまで「同じ場所で使い続けるサービスの、名前だけを変える」手続きだからです。そのため、新名義人が別の住所に住んでいる場合は、この枠組みでは名義変更できません。ここが「引っ越し」と混同されやすいところで、住所が変わるなら名義変更ではなく解約+新規申込(移設)の扱いになります。手続き画面でも住所は自動的に引き継がれる前提になっているため、別住所への変更はそもそも選べないことが多いです。二親等以内の家族への引継ぎであっても、その家族が同居していなければ対象外になる点は繰り返し強調しておきます。「同じ屋根の下で使い続けるかどうか」——これが名義変更が使えるかどうかの分かれ目です。
支払い方法の変更は「名義変更のあと」に別で行う
見落としがちなのが、支払い方法(クレジットカードや口座)の変更は名義変更と同時にはできず、名義変更が完了したあとに別途手続きが必要という点です。たとえば親から子へ名義を引き継いだ場合、支払いに使うカードや口座も子ども名義のものに変えたいことが多いはずですが、これは名義変更が反映されてから改めて設定します。順番としては「①名義変更を申し込む → ②完了の連絡を待つ → ③MyPageなどで支払い方法を変更する」という流れです。よくある失敗は、名義変更を申し込んだ時点で支払いも切り替わったと思い込み、旧名義人の口座から引き落としが続いてしまうこと。名義変更が完了したら、支払い情報もセットで見直すクセをつけておくと、後日の「え、まだ引き落とされてる」を防げます。
名義変更では債権債務をまるごと引き継ぎます。現名義人に未払い料金や機器の分割払いが残っていると、精算が必要になったり手続きが止まったりすることがあります。引き継ぐ前に、現在の契約状況を本人に確認しておきましょう。
J:COMの名義変更をMyPageで進める具体的な手順
条件と必要書類が揃ったら、いよいよ申し込みです。J:COMの名義変更は、多くのケースでMyPage(マイページ)からオンラインで完結できます。ここでは画面の流れに沿って、どこをタップすればいいのかを具体的に説明します。パソコンでもスマホでも手順はほぼ同じです。
MyPageから申し込む基本の流れ
MyPageでの名義変更は、パーソナルID(契約者ID)でのログインから始まります。ログイン後、名義変更のメニューを選び、案内に沿って新名義人の情報や変更理由(改姓・家族引継ぎ・相続など)を入力していきます。必要書類はカメラで撮影した画像などをアップロードする形が一般的です。入力内容と書類を確認して送信すれば、申し込み自体は完了します。ポイントは、事前にパーソナルIDとパスワードを手元に用意しておくこと。ログイン情報がわからないと最初の一歩でつまずいてしまいます。もしIDやパスワードが不明な場合は、カスタマーセンター(0120-999-000)に電話すれば案内してもらえます。書類の画像は、文字がはっきり読める明るさで、四隅が切れないように撮影するのがコツです。ぼやけた画像だと再提出を求められ、その分だけ完了が遅れてしまいます。
- Step1: MyPageにパーソナルID(契約者ID)でログインする
- Step2: 名義変更のメニューを選び、変更理由(改姓・家族引継ぎ・相続など)を選択する
- Step3: 新名義人の情報を入力し、必要書類の画像をアップロードする
- Step4: 入力内容と書類を確認して送信し、完了連絡を待つ(数日~1週間程度)
MyPageが使えないときは郵送の申込書でも手続きできる
「ログイン情報がわからない」「オンライン操作が苦手」という場合でも心配いりません。J:COMは名義変更申込書を郵送で提出する方法にも対応しています。流れとしては、カスタマーセンター(0120-999-000)に連絡して申込書を取り寄せ、必要事項を記入し、必要書類のコピーを添えて返送する形です。オンラインに比べて書類が郵便で行き来する分、完了までの時間はやや長めになる傾向があります。注意点は、記入漏れや書類の不足があると差し戻され、その都度やり取りが発生してしまうこと。郵送を選ぶ場合は、申込書に同封される案内をよく読み、必要書類にチェックを付けながら揃えると安心です。高齢のご家族の名義を引き継ぐようなケースでは、この郵送方式のほうが落ち着いて進められることもあります。自分に合った方法を選んでください。
完了までの目安は「数日~1週間程度」
気になる手続き期間ですが、J:COM公式サポートによれば、名義変更が完了するまでの目安は数日~1週間程度とされています。申し込んだ瞬間に切り替わるわけではなく、J:COM側で書類の確認や情報の更新が行われるため、少し時間がかかると考えておきましょう。この間もテレビやネットのサービスが止まることは基本的にありません。注意したいのは、書類に不備があると確認に時間がかかり、目安より長引くこと。急いでいる場合ほど、最初の提出で書類をきちんと揃えることが結果的に近道になります。また、支払い方法の変更を予定しているなら、名義変更の完了連絡を受けてから動く必要があるため、トータルではもう少し余裕を見ておくと安心です。「いつまでに済ませたい」という締め切りがあるなら、逆算して早めに申し込みましょう。
パターン別・名義変更の必要書類チェックリスト
名義変更でつまずく最大の原因が「書類の不足・不備」です。パターンによって必要な書類が変わるため、自分のケースに必要なものを事前に洗い出しておきましょう。ここではパターン別に、何を用意すればいいのかを整理します。まずは表で全体像をつかんでください。
パターン別に必要書類を一覧で確認
必要書類は「改姓」「家族引継ぎ」「相続(逝去)」で大きく異なります。共通して必要なのが新名義人の本人確認書類で、これに加えてパターンごとの追加書類が求められます。下の表は、J:COM公式サポートの記載をもとに「ジェイコムまるわかりガイド調べ」でパターン別に整理したものです。あくまで目安なので、実際の提出前には最新の案内を必ず確認してください。特に相続は書類が多いため、早めの準備が肝心です。表を見て「自分のケースだと何が要るか」をイメージしておくと、いざ申し込むときに慌てずに済みます。
| パターン | 主な必要書類 | ポイント |
|---|---|---|
| 改姓(結婚・離婚) | 新姓が記載された本人確認書類 など | 同一人物の名前変更で比較的シンプル |
| 二親等以内の同居家族 | 新名義人の本人確認書類+続柄・同居が確認できる書類(住民票など) | 「二親等以内」かつ「同居」が条件 |
| 相続(契約者逝去) | 死亡診断書(発行後3ヶ月以内)または戸籍謄本・除籍謄本・住民票・火葬許可証など+新名義人の本人確認書類 | 書類が多め。補助書類が必要な場合も |
| 個人→法人契約 | 要問い合わせ(個人名義人=法人代表者が条件) | カスタマーセンターで確認が確実 |
本人確認書類は「J:COM MOBILE契約の有無」で方法が変わる
意外と知られていないのが、新名義人の本人確認方法がJ:COM MOBILEを契約しているかどうかで変わる点です。J:COM MOBILE未契約の方は、運転免許証または顔写真付きのマイナンバーカードで本人確認を行います。一方、J:COM MOBILE契約者の場合は、ICチップ対応のスマートフォンで「LIQUID(リキッド)」というアプリを使い、マイナンバーカードなどを読み取る形の本人確認になります。仕組みとしては、より確実に本人であることを確認するためのオンライン本人確認(eKYC)が使われるイメージです。注意点は、顔写真のない健康保険証などだけでは本人確認が完結しないケースがあること。手続き前に、自分が使える本人確認書類(運転免許証や写真付きマイナンバーカード)が手元にあるかを確認しておきましょう。書類がスマホですぐ撮影できる状態にあると、申し込みが一気にスムーズになります。
よくある失敗:書類の名前・住所が現契約と食い違う
ここで実際にありがちな失敗を1つ紹介します。「必要書類は揃えたのに、なぜか手続きが止まってしまった」——原因の多くが、提出書類に記載された名前や住所が、現在のJ:COM契約情報と食い違っているケースです。たとえば、すでに引っ越して住民票の住所が変わっているのに契約住所は旧住所のまま、というパターン。名義変更は同一住所が前提なので、この食い違いがあると先に住所の整合を取る必要が出てきます。対策は、申し込み前に「現在のJ:COM契約に登録されている住所・氏名」と「提出する書類の住所・氏名」を並べて突き合わせること。ズレがあれば、どちらを直すべきか(あるいは名義変更ではなく別手続きが必要か)をカスタマーセンター(0120-999-000)で確認しましょう。ひと手間ですが、これで差し戻しをぐっと減らせます。
「引っ越し」「解約」と混同しやすいポイントを整理
名義変更でもっとも多い勘違いが、引っ越しや解約との混同です。「やりたいことは名義変更だと思っていたけれど、実は別の手続きだった」というのはよくある話。ここで名義変更・引っ越し・解約の違いをはっきりさせて、自分が本当に必要な手続きを見極めましょう。
名義変更・引っ越し・解約はこう違う(独自比較表)
3つの手続きは目的も条件もまったく異なります。名義変更は「同じ住所で名前だけを変える」、引っ越し(移設)は「契約者はそのままで住所を変える」、解約は「契約そのものを終わらせる」もの。下の表は「ジェイコムまるわかりガイド調べ」で3つの違いを整理したものです。自分の状況がどれに当てはまるかを、ここでしっかり確認してください。たとえば「結婚して名字が変わり、かつ二人で新居に引っ越す」場合は、名義変更と引っ越しの両方が絡む複雑なケースになるため、事前にカスタマーセンターへ相談するのが安全です。
| 項目 | 名義変更 | 引っ越し(移設) | 解約 |
|---|---|---|---|
| 目的 | 契約者名を変える | 住所を変える | 契約を終える |
| 住所 | 変わらない | 変わる | — |
| 契約の継続 | 続く(名前だけ変更) | 続く(移設扱い) | 終わる |
| 主な必要物 | 本人確認書類ほか | 工事日・費用の確保 | 機器返却・撤去 |
よくある失敗:引っ越しなのに名義変更で申し込もうとする
2つ目の失敗パターンです。「新居でもJ:COMを使いたいから、名前と住所をまとめて変えればいいや」と考えて名義変更を申し込もうとするケース。ですが前述のとおり、住所が変わる場合は名義変更では対応できません。住所変更をともなう移動は、引っ越し(移設)の手続きが必要で、場合によっては工事日の予約や費用が発生します。ここを取り違えると、名義変更を申し込んでも受理されず、引っ越し直前になって「ネットが使えない期間ができてしまった」という事態になりかねません。対策はシンプルで、「住所が1ミリでも変わるなら、それは引っ越し(または解約+新規)」と覚えておくこと。引っ越しが絡むなら、名義変更の前にまず引っ越し手続きの段取りを確認しましょう。解約や撤去に関する費用が気になる方は、以下の記事もあわせて確認しておくと安心です。

2022年7月以降に契約した人の違約金はいくら? 2022年7月1日以降にJ:COMを契約した方の違約金は、おおむね1,100円〜4,400円程度(税込)です。…
解約して契約し直すより、名義変更のほうが得なことが多い
実は、条件さえ合うなら「いったん解約して新名義人で契約し直す」よりも、名義変更のほうが得になるケースが多いです。理由は、解約には解約金(契約プランや更新月によって扱いが変わります)や機器の撤去・返却の手間が発生することがあり、さらに新規契約では初期費用や工事が改めて必要になる場合があるから。名義変更なら契約をそのまま引き継げるので、こうした余計なコストや手間を避けられます。「名前を変えるくらいなら契約し直したほうが早いのでは」と思いがちですが、いったん立ち止まって、名義変更で済むかどうかを先に検討する価値は十分にあります。もちろん、これを機にプランを見直したい・引っ越すといった事情があるなら話は別です。自分の状況にとって、名義変更と解約+新規のどちらが総合的に得かを天秤にかけてみてください。

J:COMを解約したいけれど、撤去工事って自分でできるの? 工事費をできるだけ抑えたい……そんな疑問を持っている方は少なくありません。結論からお伝えすると、引き…
名義変更のよくある疑問と、状況別の進め方
最後に、名義変更でよく寄せられる疑問と、状況別のおすすめの進め方をまとめます。ここまでの内容と合わせて読むことで、自分のケースでの動き方がより具体的にイメージできるはずです。細かいけれど大事なポイントばかりなので、ぜひ目を通してください。
費用はかかる?手続き中にサービスは止まる?
まず気になる費用ですが、J:COM公式サポートの名義変更の案内には、手続きそのものの費用に関する明確な記載は見当たりませんでした。そのため「いくらかかるか」は断定せず、最新の費用については必ずJ:COM公式サイトまたはカスタマーセンター(0120-999-000)で確認してください。次にサービスの継続についてですが、名義変更は契約を引き継ぐ手続きなので、手続き中もテレビ・ネット・電話が使えなくなることは基本的にありません。この点は解約+新規契約と大きく違うところで、利用を止めずに名前だけを切り替えられるのが名義変更の安心なところです。ただし、書類不備で手続きが長引くと、その間は旧名義のまま請求が続く点には留意しておきましょう。費用面で不安がある場合は、申し込み前に窓口で「自分のケースで費用は発生するか」を一度確認しておくと、あとで慌てずに済みます。
状況別:あなたはどう進めるのがスムーズ?
状況によって最適な進め方は変わります。①結婚・離婚で名字だけ変わる人は、MyPageからのオンライン手続きが最短です。書類も比較的少なく、スマホで完結しやすいでしょう。②親の契約を同居の子が引き継ぐ人は、続柄・同居が確認できる書類(住民票など)を先に用意してからMyPageへ。③契約者が亡くなり相続する人は、書類が多く手続きも慎重を要するため、MyPageが不安ならカスタマーセンター(0120-999-000)に電話しながら進めるのが安心です。④オンライン操作が苦手な高齢の方が関わる場合は、郵送の申込書方式を選ぶと落ち着いて進められます。このように「誰が・どんな理由で・どの書類を持っているか」で最適ルートは変わります。自分に一番近いパターンを選んで、無理のない方法で進めてください。迷ったら、まず電話で相談してから動くのが結局は一番の近道です。
手続き後にやっておくべきこと(支払い方法・登録情報の見直し)
名義変更が完了したら、そこで終わりにせず、あわせて見直しておきたいことがあります。最優先は支払い方法です。前述のとおり、支払いに使うクレジットカードや口座は名義変更後に別途変更する必要があるため、新名義人の支払い情報にきちんと切り替わっているかをMyPageで確認しましょう。次に、連絡先メールアドレスや電話番号などの登録情報。旧名義人のままだと、重要なお知らせが本人に届かない恐れがあります。さらに、J:COMのメールアドレスやMyPageのログイン情報も、新名義人が使えるように整理しておくと安心です。よくあるのは、名義は変えたのに支払いや連絡先が旧名義人のまま放置され、後日「引き落としが止まっていない」「お知らせが届かない」と気づくパターン。名義変更はゴールではなくスタートと考え、完了後に登録情報を一通りチェックする習慣をつけておきましょう。
まとめ:J:COMの名義変更は「条件確認」と「書類準備」が9割
ここまで、J:COMの名義変更について、4つのパターンから必要書類、MyPageでの手順、引っ越しや解約との違いまで通して見てきました。名義変更は一見すると難しそうですが、実は「①自分がどのパターンか」「②同一住所と債権債務の承継という条件を満たすか」「③パターンに応じた書類を揃えられるか」の3つさえクリアできれば、あとはMyPageの案内に沿って進めるだけです。逆に、この事前確認を飛ばして申し込むと、書類の食い違いや住所の不一致でつまずきやすくなります。
特に相続(契約者の逝去)にともなう手続きは書類が多く、心情的にも大変な時期に進めることになります。無理をせず、わからないことはカスタマーセンター(0120-999-000)に相談しながら、一つずつ片付けていきましょう。まずは最初の一歩として、「現在のJ:COM契約に登録されている名義・住所」と「新名義人の本人確認書類の記載」を並べて突き合わせるところから始めてみてください。ここが一致していれば、手続きの大半は順調に進みます。なお、料金や必要書類などの最新の条件は変更されることがあります。手続きの前には、必ずJ:COM公式サイト(名義変更手続きと必要書類)で最新情報をご確認ください。

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